なぜ、それでも会社は変われないのか 危機を突破する最強の「経営チーム」
- 日本経済新聞出版 (2020年4月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532323158
作品紹介・あらすじ
20万部を突破した『なぜ会社は変われないのか』から20年、
令和の時代を迎えても、日本企業が変われないのは一体なぜ?
組織のしきたりにとらわれ変化に応じた挑戦ができない、
面従腹背が横行して誰も本当のことを言わない、
重役が「役員の壁」を形成し、意思決定を逆に妨げる……
これらの組織病にどう立ち向かえばいいか?
現状を突破しVUCAの時代を生き抜く強い組織を育てるための
「経営チームビルディング」の手法について説く。
感想・レビュー・書評
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久しぶりにスコラコンサルティングの本を読んだ。多分、10年以上ぶり。
内容は、組織開発そのものであり、組織開発の本だと認識して読めば、内容はオーソドックス。
大きな会社の組織開発を進めるとすれば、上から、すなわち、社長・役員から始めるべしというのが本書の主張。さらには、その具体的な進め方などについても触れている。
上から始めるべし、という主張は、確かにそうだね、と納得した。
一方で、日本企業に共通する組織文化の分析などの部分は、ややくどく感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和→平成→令和への会社、組織文化の変遷には納得。解決策が全て役員に委ねられているのが残念だが、調整文化⇔挑戦文化もまさにその通りだと思う。
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書いてあることに誤りはないがとにかく陳腐。
冗長に同じことを言葉を変えて繰り返しているが、要するに…
・日本的調整文化が変革のブレーキになっている
・打開策として、なぜと問い考え挑戦するべし
・企業例としてトヨタがある
エッセンスとしてはこれだけ。そこにデータをつけるわけでも、ファクトに基づいて独自の考察や提案を加えるわけでもなく、260ページだらだらと続く。流し読みで十分。