なぜ、それでも会社は変われないのか 危機を突破する最強の「経営チーム」

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532323158

作品紹介・あらすじ

20万部を突破した『なぜ会社は変われないのか』から20年、   
令和の時代を迎えても、日本企業が変われないのは一体なぜ?

組織のしきたりにとらわれ変化に応じた挑戦ができない、                             
面従腹背が横行して誰も本当のことを言わない、       
重役が「役員の壁」を形成し、意思決定を逆に妨げる……  
これらの組織病にどう立ち向かえばいいか?    

現状を突破しVUCAの時代を生き抜く強い組織を育てるための
「経営チームビルディング」の手法について説く。

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりにスコラコンサルティングの本を読んだ。多分、10年以上ぶり。
    内容は、組織開発そのものであり、組織開発の本だと認識して読めば、内容はオーソドックス。
    大きな会社の組織開発を進めるとすれば、上から、すなわち、社長・役員から始めるべしというのが本書の主張。さらには、その具体的な進め方などについても触れている。
    上から始めるべし、という主張は、確かにそうだね、と納得した。
    一方で、日本企業に共通する組織文化の分析などの部分は、ややくどく感じた。

  • 昭和→平成→令和への会社、組織文化の変遷には納得。解決策が全て役員に委ねられているのが残念だが、調整文化⇔挑戦文化もまさにその通りだと思う。

  • 書いてあることに誤りはないがとにかく陳腐。
    冗長に同じことを言葉を変えて繰り返しているが、要するに…
    ・日本的調整文化が変革のブレーキになっている
    ・打開策として、なぜと問い考え挑戦するべし
    ・企業例としてトヨタがある
    エッセンスとしてはこれだけ。そこにデータをつけるわけでも、ファクトに基づいて独自の考察や提案を加えるわけでもなく、260ページだらだらと続く。流し読みで十分。

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著者プロフィール

株式会社スコラ・コンサルト代表
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語語学院を始めた学生起業家のひとり。30代の頃にはNHKテレビ語学番組の講師を務めるなど幅広い経験を持つ。ビジネス教育の会社を設立後、企業風土・体質の改革に独自の手法を考案し実践している。

「2020年 『なぜ、それでも会社は変われないのか 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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