実録小泉外交

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532352714

感想・レビュー・書評

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  • 外交にフォーカスした内容になっているが、
    どうやら、書けないことが多いようで、
    とても淡白な記述となっている。

  • 小泉元首相の秘書官であった飯島氏による、同首相の外遊時の記録である。小泉元首相は、就任してから退任するまでに通算51回の外遊を行ったということであるが、全ての外遊についていつ出発し、何をしたかということが書かれている。実際のところ、多くは事実の羅列で少々冗長な感じは否めない。一部、首相の人柄が垣間見えるようなエピソードがあったり、普段報道されることのない外交の最前線の実務的な、舞台裏についての裏話が書かれている部分については興味深い。日韓W杯の決勝の際、ドイツのシュレーダー首相を政府専用機に同乗させたエピソードは、事務方としての実務上の困難さは相当なものであったことが本書から覗うことができ、やはり小泉元首相の「音楽遍歴」において触れられているような気軽なものではないということは興味深い。

    さて、本書の評については、かならずしも全51回の外遊を全て逐条的に書くのではなく、主要なものだけをまとめたほうがノンフィクションとしての読み応えはあったのではないかと思う。また、外交録といいつつも、日→外という外遊だけに留められており、外国要人の来日については網羅されていないので、本書のタイトルも外交録ではなく外遊録の方が適切であろう。★二つくらいが妥当であろう。

  • 小泉元首相の秘書官であった飯島氏による、同首相の外遊時の記録である。小泉元首相は、就任してから退任するまでに通算51回の外遊を行ったということであるが、全ての外遊についていつ出発し、何をしたかということが書かれている。実際のところ、多くは事実の羅列で少々冗長な感じは否めない。一部、首相の人柄が垣間見えるようなエピソードがあったり、普段報道されることのない外交の最前線の実務的な、舞台裏についての裏話が書かれている部分については興味深い。日韓W杯の決勝の際、ドイツのシュレーダー首相を政府専用機に同乗させたエピソードは、事務方としての実務上の困難さは相当なものであったことが本書から覗うことができ、やはり小泉元首相の「音楽遍歴」において触れられているような気軽なものではないということは興味深い。<br /><br />さて、本書の評については、かならずしも全51回の外遊を全て逐条的に書くのではなく、主要なものだけをまとめたほうがノンフィクションとしての読み応えはあったのではないかと思う。また、外交録といいつつも、日→外という外遊だけに留められており、外国要人の来日については網羅されていないので、本書のタイトルも外交録ではなく外遊録の方が適切であろう。★二つくらいが妥当であろう。

  • 首相はいろいろな国に行ってる。

  • 表面的で官邸秘録に比べてつまらない内容でした。

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著者プロフィール

1941年茨城県つくば市生まれ。中央大学文学部卒業後、(株)マルマンを経てアコーダー・ビジネス・フォーム(株)に入社。持ち前の「押しと粘り」で7年間連続営業成績トップを獲得、サラリーマンの平均年収が63万円の時代にボーナス込みで1000万円の年収を得る。75年同社を退職後、茨城県つくば市に東日本印刷を起業。最盛期には年商約10億円を達成。現在は、趣味を楽しむ日々を送り、悠々自適のゴールデンタイムを満喫中。

「2021年 『70歳からを輝かせる生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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