もっと株に強くなる「日経」の読み方 新版

制作 : 日本経済新聞社 
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353766

感想・レビュー・書評

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  • 純利益(税引き利益)を発行済株式数で割った1株あたり利益が大切

    使用総資本利益率(ROA)が高いほど、会社は利益を上げるために設備やお金を有効活用しているということ。

    キャッシュフローで注目すべきは営業キャッシュフロー。
    営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを合わせたものがフリーキャッシュフロー。これが株式市場で一番注目される。

    業績予想修正のあった企業の場合は、決算発表が材料になりづらい。

    注目している銘柄の、信用買い残高と売り残高を毎週記録していけば、貝が増えているのか減っているのかわかる。
    信用残のデータは奥が深い。

    ・投資主体別動向
    まず外国人投資家に注目。
    日本の個人投資家の買いが目立ち始めたら、株が底を打った仕込みどきということ。
    だが、あくまでこの動向は過去のデータ。

    ・海外の株価からも売り時が見える
    米国株が下落するときは、他国の株も下落しやすい。
    ナスダックが上昇してるときは、成長株・ハイテク株への期待が高まっている。ナスダックよりもダウ平均&P500の上昇率が高いときは、歴史ある主力株が注目される局面。

    トレンドに逆らっても勝ち目はない。

    「天井3日・底100日」

  • 126

  • 当たり前のことを当たり前に書いてある本ですが、

    値動きの軽い株を追って良くも悪くもドキドキハラハラな株生活を送っている私にとっては、

    はっとさせられる部分もありました。


    「企業価値を重視して買う。」

    企業の業績などをきちんと見て買う。

    大事なことです。

    順張りで買って行っても今の日本株ならきっと儲かるでしょう。


    でも、ついつい夢とかロマンを感じて買っちゃうんだよな。

    一気に10倍にまで駆け上がっていたあの株のことが忘れられないんだよな・・・

    ”安定”も確かに大事だけど・・・

    ボラリティの大きな局面のほうが燃える私は、

    ”安定”のために投資をやってるつもりは微塵もないんだ。

    なーんて思ったりしちゃうところもあるけれど。

    ドキドキしたいんだよ。


    プロでも勝ち続けるなんて無理なことなのに、

    素人がそういう相場で参加してもミスしてカモられて終わり・・・って言う

    エリスの『敗者のゲーム』の事にも触れられていたな。


    インデックスファンドをドルコスト法で買う。

    保険みたいな感じで毎月淡々と買ってる。

    確かに、安定してる。

    リーマンショックのあとに始めたのでパフォーマンスも悪くはない。

    でも、単調で面白くないんだよなぁ・・・


    ドキドキは少ないけど、安定して優等生的な投資家になれそうなことが書いてある。

    NISAが始まるので投資初めて見ようかなとか言ってる周りの人たちには薦められる本だ。


    自分の買い方は絶対に教えない。

    教えたら多分恨まれるw

    だって、ドキドキ優先なんだもの^^;

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著者プロフィール

執筆は編集委員、コメンテーター。

「2022年 『これからの日本の論点2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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