リスク・テイカーズ: 相場を動かす8人のカリスマ投資家
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2014年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532356200
作品紹介・あらすじ
ローブ、ダリオ、バフェットら8人で投資総額30兆円!巨額の利益を稼ぎ出す孤高の投資家の知られざる素顔。
感想・レビュー・書評
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レイ・ダリオ氏のところは非常に参考になった。
投資をかじったことのある方、トレーダーなら必読の書だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「木は大きくなる」たとえゆっくりでも時が経てば経済は大きくなる。
ウォーレン・バフェットは毎年慈善活動の一環として自分と一緒にランチをする権利を入札にかけてきた。アインホーンはこれを25万ドルで落札した。
安全性のゆとり、を持つ。1~10ランクがあったら1か10を売買する。中途半端なことはしない。
異なった業種の株式を6~8銘柄で、それ以上分散するメリットは少ない。
ダリオ
失敗は成功の源 苦痛+反省=進歩。
周りの優秀な人にストレステストにかける。違った意見を聞く。
ブリッジウォーターの顧客向けレターはFRBの必読になっている。
朝の20分間の瞑想。瞑想によって本来の自分に立ち返り、他人の評価を気にすることなく自分に忠実に行動する。
バス=日本売り、ブットの買い。
日本よりカナダ、ノルウェー、オーストラリア、インドネシア、インド。
皆が貪欲なときは慎重に、皆が怖気づいているときは強欲になれ。
明日の相場ではなく、永続するビジネスになるかどうか。 -
"【世界最大のヘッジファンド レイ・ダリオ】
生き方の5か条
・他人が望むことよりも、自分がしたいことのために働く
・目標を実現するために必要な自分なりの考えを持つ
・考えられる限りもっとも優秀な人々に対し、自分の考えをストレステスト(査定)にかける。そうすれば、その考えのどこに誤りやもろさがあるか一目瞭然になる。
・自信過剰になってないか最新の注意をはらう
・現実と真正面から向き合う。もし誤りがあれば直し、さらなる進歩を図る。
【ウォーレン・バフェット】
ゲームの勝者は、グラウンドのプレーに集中する選手です。スコアボードに目が釘づけになっている人に勝ち目はありません。平日も、土日と同じように過ごせるよう頑張ってください。" -
アメリカの8人のカリスマ投資家を紹介した本。キャラクターも投資手法も様々だが、熱意と自分を強く持っていることは共通している。
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大崎Lib
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すごくいいわ。
一番儲けのあるやつが、なんと低位株ファンド。
ルネッサンスよりも利益があるという。。。 -
投資家と言えば、個人から生業としている人まで様々いますが、この書籍は世界的に大きなお金を動かしている投資家にスポットを当てた一冊。
投資のプロと言える人物の哲学と、その投資法はどのようにしているのか。投資家それぞれのスタイルもあり、そのスタンスを知る事もできるのは、ある種勉強になるかもしれません。
実際に投資をしている人なら、一度読んでみても損はない一冊。 -
■書名
書名:リスク・テイカーズ ―相場を動かす8人のカリスマ投資家
著者:川上 穣
■概要
ローブ、ダリオ、バフェットら8人で
投資総額30兆円!
巨額の利益を稼ぎ出す
孤高の投資家の知られざる素顔
■独自の相場観で巨額報酬を得るカリスマ投資家
2008年のリーマン・ショック。誰もが混乱に陥るなか、危機から巨
額の利益を上げた投資家たちがいる。その特別な投資家たちは危機
を事前に察知することができたばかりか、その後の長期の強気相場
を言い当てることができた。なぜ、彼らは未来を見通せたのか。
これからの世界をどう捉えているのか。私たちはどうしたらその視
点を手に入れられるのか。
■強烈な個性溢れる8人
本書では、ダニエル・ローブ、デイビッド・テッパー、デイビッド・
アインホーン、ビル・アックマン、ジム・チェイノス、レイ・ダリ
オ、カイル・バス、ウォーレン・バフェットを取り上げる。
強い信念を持ち、リスクを恐れずに果敢に市場と向き合ってきた歴
戦の猛者たちはどんな人生を歩み、成功の秘密にたどり着いたのか。
投資総額30兆円、巨額の利益を稼ぎ出す投資家たちに迫る。
■米連邦準備制度理事会(FRB)など各国中央銀行もその挙動に注目
【本書に登場するカリスマ投資家8人】
日本に上陸した大物──ダニエル・ローブ
ヘッジファンド報酬ランキングトップ──デイビッド・テッパー
リーマン危機を見抜いた空売りの旗手──デイビッド・アインホーン
物言う株主の代表格──ビル・アックマン
中国が標的の空売り王──ジム・チェイノス
運用資産15兆円、世界最大級のヘッジファンド──レイ・ダリオ
日本の「不吉な未来」の予言者──カイル・バス
伝説のバリュー投資家、オマハの賢人──ウォーレン・バフェット
世界を動かすプロのファンドマネジャーの奥深き世界に足を踏み入
れてみよう。
(From amazon)
■気になった点
なし -
強い信念を持ち、リスクを恐れずに果敢に市場と向き合ってきた歴戦の猛者たちはどんな人生を歩み、成功の秘密にたどり着いたのか。投資総額30兆円、巨額の利益を稼ぎ出す投資家たち8人に迫る。
第1章 大物アクティビストの日本上陸―ダニエル・ローブ
第2章 世界最高の稼ぎ手―デイビッド・テッパー
第3章 リーマン危機の予言者―デイビッド・アインホーン
第4章 改革の伝道師か、不幸の使者か―ビル・アックマン
第5章 中国に挑む空売り王―ジム・チェイノス
第6章 世界最大のヘッジファンド―レイ・ダリオ
第7章 日本国債売りの急先鋒―カイル・バス
第8章 オマハの賢人、バリュー投資を語る―ウォーレン・バフェット
終章 カリスマ投資家の時代 -
ローブ
たくさんのことを知っていることが投資では大事なわけではない。
日本企業の非効率的な経営
11年の日本の民間資本は2137兆円なのに対し、民間資本が作り出した国内総生産GDPは370兆円にとどまる。民間部門の資本対生産高の比率は5.8対1。米国では2.9対1となっており、日本の民間部門の資本効率は著しく低い。
デイビッド・テッパー
FRBはともになりうる
デイビッド・アイホーン
アイホーンは、ジョエル・グリーンブラッド教授から学んだ。「8銘柄を保有すると、1銘柄だけを持つリスクの81%を低減でき、32銘柄を保有すると96%のリスクを低減できる
ビル・アックマン
本当に優れたビジネスを持っているのに、経営陣のミスでその価値を最大化できていない企業に投資する。10年先までビジネスの将来を見通すことができ、安定したキャッシュフローが見込めることも重要だ
ジム・チェイノス
空売りは、市場の探偵役だ
レオ・ダリオ
アルファを獲得するために、投資家は単独の思考者にならなければいけない。他人の声に惑わされず、自らの力で考え抜き、世界を見る視点を養う。その不断の試みが、市場で勝者になる条件だ。
カイル・バス
金とニッケルを保有せよ
バスによれば、5セント玉に含有されるニッケルと銅の実態価値はわずかに5セントの通貨価値を上回るのだそうだ。
将来的には、1ドル=200円程度まで円安が進む。
1ドル350円ぐらいまで円安になれば、日本の公的債務は解消する