NISAで利回り5%を稼ぐ 高配当投資術 なぜバフェットは日本株を買うのか
- 日本経済新聞出版 (2021年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532358891
作品紹介・あらすじ
○三菱UFJ5.2%、オリックス4.5%、三菱商事4.9%、JT7.4%(1月26日時点)――。日経平均が戻り高値を更新する中で、流行の投資テーマの外にある銘柄は、割安なまま放置され、その結果、予想配当利回りが4~5%以上に及ぶ日本株が相次いでいる。これらの銘柄は業績低迷によって高利回りになったのではない。毎年安定的に利益を出しながらも、買い手が少なく放置され、高利回りになっている優良株だ。本書はこうした高配当バリュー株、いわば「逆バブル株」をコツコツと買いためていくことが、資産形成の早道であると説く。
○筆者は日本株ファンドマネージャー歴25年、公的年金や投資信託などで1000億円以上のファンドを動かし、ベンチマークであるTOPIXを大幅に上回るパフォーマンスをあげてきた実績の持ち主。本書ではファンドマネージャー時代の運用ノウハウを、初心者でも簡単に理解できるように解説する。
① 日本の高配当利回株に絶好の投資機会が訪れた
なぜバフェットが日本の商社株に投資したのか。高配当利回り株への長期投資に絶好の投資機会が訪れたことを解説する。三菱UFJなど具体的な推奨銘柄をとり上げ考察する。
② NISAの仕組みをわかりやすく解説
高利回り株投資をする際、無税のNISAを使わない手はない。NISAの仕組みを、初心者にわかりやすく解説する。機関投資家が高配当利回り株ファンドを作るノウハウを応用し、NISAで「手作り高配当利回り株ファンド」を作る方法も解説。
③ 個人投資家の「あるある失敗談」を紹介し、注意を喚起
よくあるNISA失敗談、優待株投資の失敗談、高利回り投資の失敗談を解説し、失敗を回避する賢い投資家になる方法を解説する。
④ 中長期テーマになりうる脱炭素・水素エネルギーのテーマを突っ込んで解説
脱炭素、水素エネルギーは、これからの株式市場の重大テーマとなる。最先端の動向を解説するとともに、割安株、バリュー株投資の視点から具体的な銘柄を紹介する。
感想・レビュー・書評
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途中から高配当から逸れた内容もありましたが、おすすめする個別株とその理由を記載している流れの一冊となります。
一時流行っていた、優待株のつなぎ売り方法のやり方なども紹介されてました。
内容自体に関しては特に特筆する点はありませんが日本株を買うに当たって参考になる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館でジャケット借りした本。
アクティブファンドのマネージャーがどうやって中型株を探していくか、基本について書かれている。
つなぎ売り書かれているけれども、さすがにこれはNISAと相性が良くなさそう。まぁ無理やりねじ込んだ感じかな。 -
優待ゲットするための「つなぎ売り」、を恥ずかしながら始めて知った。
安田倉庫推しは興味深い。
初心者の方にも親切な内容。
水素関連の話も面白かった。トヨタはすごい。水素エネルギーで動く車が普通に走る世界を、生きているうちに見れるかな?
自分が見れなくてもそれに取り組むトヨタなどはすごい会社だと思う。会社として未来を作るってそういうことなんだなって。
あ、だからmiraiなのか。
普通に読み物として面白い本。
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日本株投資の銘柄選び参考
基本的なことと、
筆者のお薦め銘柄が読めて嬉しい -
基本的な話だった。
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バリュー株投資のすすめ。DXや脱炭素についての概説もあり、参考になる。
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タイトルは「ダウの犬」論を元に日本株に投資するあたりの話から出ているのかな?
実質的にはバリュー株投資のススメ本
内容的には参考になる点もあったが、著者が選択した株の紹介に終始している感じ
ではそのような株をどうやって見つけ、どうやって選ぶのか、売買のタイミングは、などの指摘はほぼない
そのため、発売半年経過した現状、どの程度参考になるのかする不明
テーマの提供という意味では面白い読み物だったが不十分かな
【参考になった点】
・グロース(成長)+バリュー(割安)重視
・もしバフェ5選~エネオス、KDDI、JR東など
・PERは全世界的に国全体で見れば10~20倍
・含み資産株~三井倉庫HD、住友倉庫、安田倉庫
・1年に120万円以上投資するならNISA有利
・株主優待のポイント
①100株で多数保有
②使うもの
③配当と合わせて検討
④権利日直前上昇株は権利日後下降も大きい
⑤業績不振株は配当内容の変更等に注意
・株価20%減で売却=上る可能性が低いため
→頭を冷やして切り替え
・株価下落理由が不明なら、一旦手仕舞いが妥当(理由判明時には手遅れ?)
・優待人気株~オリックス、JT、KDDI、NTT
・保有株主数での人気度
・リスクを知った上で高配当バリュー株
・PERだけでは割安・割株半敵はできない
【内容:アマゾンから転記】
日経平均が一時3万円を更新する中で、流行の投資テーマの外にある銘柄は、割安なまま放置され、その結果、予想配当利回りが4~5%以上に及ぶ日本株が相次いでいる。これらの銘柄は業績低迷によって高利回りになったのではない。毎年安定的に利益を出しながらも、買い手が少なく放置され、高利回りになっている優良株だ。本書はこうした高配当バリュー株、いわば「逆バブル株」をコツコツと買いためていくことが、資産形成の早道であると説く。
○筆者は日本株ファンドマネージャー歴25年、公的年金や投資信託などで1000億円以上のファンドを動かし、ベンチマークであるTOPIXを大幅に上回るパフォーマンスをあげてきた実績の持ち主。本書ではファンドマネージャー時代の運用ノウハウを、初心者でも簡単に理解できるように解説する。
(1) 日本の高配当利回株に絶好の投資機会が訪れた
なぜバフェットが日本の商社株に投資したのか。高配当利回り株への長期投資に絶好の投資機会が訪れたことを解説する。三菱UFJなど具体的な推奨銘柄をとり上げ考察する。
(2) NISAの仕組みをわかりやすく解説
高利回り株投資をする際、無税のNISAを使わない手はない。NISAの仕組みを、初心者にわかりやすく解説する。機関投資家が高配当利回り株ファンドを作るノウハウを応用し、NISAで「手作り高配当利回り株ファンド」を作る方法も解説。
(3) 個人投資家の「あるある失敗談」を紹介し、注意を喚起
よくあるNISA失敗談、優待株投資の失敗談、高利回り投資の失敗談を解説し、失敗を回避する賢い投資家になる方法を解説する。
(4) 中長期テーマになりうる脱炭素・水素エネルギーのテーマを突っ込んで解説
脱炭素、水素エネルギーは、これからの株式市場の重大テーマとなる。最先端の動向を解説するとともに、割安株、バリュー株投資の視点から具体的な銘柄を紹介する。
目次
第1章 ウォーレン・バフェットが日本の5大商社を買う理由
第2章 筆者が選ぶ「もしバフェ」5銘柄
第3章 日本は輝くバリュー株の宝庫である
第4章 脱炭素・DX時代に飛躍する日本企業
第5章 利回り5%、高配当株ファンドを自分で作る「ダウの犬」投資戦略
第6章 三菱UFJは逆バブルの代表
第7章 今ハゲタカがいたら狙われる「含み資産株」
第8章 親会社からTOBがかかってもおかしくない4社
第9章 高配当株投資はNISAを使おう
第10章 「株主優待」を上手に活用しよう -
逆バブルが起きている高配当バリュー株がオススメ。
手っ取り早く銘柄や探し方を知りたい方は、6章から読めばいいかも。
5章までは日本株がバリュー株の宝庫である理由などの説明