佐藤可士和のクリエイティブシンキング
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532490966
作品紹介・あらすじ
時代をつかみ、企業・組織の躍進を支えるトップクリエイターの創造的思考法を、実践テクニックを交え、今解き明かす。
感想・レビュー・書評
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この方の著書をはじめて読みました。あのロゴデザインはこの人の仕事だったのかー、とか幼稚園の建築を有名建築家としたなんて凄いなと思いました。
プロジェクト毎のコンセプトに至るまでの思考やクライアントとのやり取りも書かれ、大変貴重です。
この本自体は少し前に出版されたものなので、もっと早く読んでおけばなーと後悔。また機会が有れば是非同じ著書の本を読みたいなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書の著者はユニクロのロゴなどをデザインされたことで有名な佐藤可士和さんです。
佐藤可士和さんのすごいところはロゴマークを考えるだけではなく、商品のコンセプト、デザイン、ショップインテリア、広告展開までも総合的に行うクリエイティブディレクターだということでした。
内容としては商品をどうやったら手に取ってもらえるか、というマーケティング的な内容も多く載っていますが、“働き方をデザインする”という社内でのミーティングや適材適所のプロデュース能力など人間関係の基本である滑らかなコミュニケーションについても多くのページを使っています。
“人間同士はたやすく分かり合うことはできない”
するどい発言ですね。経験の中で著者が導き出した答えであり、まさにその通りかもしれません。ですので、コミュニケーションには細心の注意が必要ですね。
http://businessbook-no-susume.com/ -
コミュニケーション能力って、聞き出す力のことを言うのかなと思った。
いい仕事をするための基本。できるようになりたい。-
「聞き出す力のことを言うのかな」
聞き出して、自分の引き出しから、マッチするものを探す。そして引き出しの中を使えるモノで一杯にしとかなきゃ、...「聞き出す力のことを言うのかな」
聞き出して、自分の引き出しから、マッチするものを探す。そして引き出しの中を使えるモノで一杯にしとかなきゃ、、、とっても難しい。。。2012/06/26
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・日本ならではの表現方法 「見立てる」習慣をつけることでモノごとの本質を捕まえるトレーニングになる
・絵を描くことでイメージする ビジュアルが持つ情報量は豊富
・モノにタグをつける 関連のない事が結びつく
・日常生活で体験全てがアイディアソース
・リサーチよりもリアリティ 表層的で飽きられやすいトレンドではなく、本質手的で現実の世界にフィットした感覚で消費者の心を自然に捉えることが求められている
・1990年後半から企業側の一方的な説明は鵜呑みにしなくなってきた
・ブランド コンテンツからコンテクストへ ストーリーが描けるか、4次元で捉える
・はまる 一線を越えることが重要
・デザインの本質 外見は一番外側の中身 (天野祐吉)
共感できることが多い内容だった
前作も読んでみよう -
企画の進め方を考える、いい教科書でした。
最終形をチームで共有することって、本当に大切だよね。 -
多職種による連携に思い悩んでいた私に、道を開いてくれた一冊。
前提の検証、コンセプトの明確化、軸をもつことなど、非常に参考になりました。
こざこざしていた頭の中が、すっきりしました。
読み返して、活用していきたい本です。 -
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ブログや現在急速に広がったツイッターなども、可視化したい内なる気持ちが綴られているのではないでしょうか。人に読んでほしいという思いもさることながら、 実は自分の気持ちや考えを整理したいという欲求も、無意識にあるのではないかと思います。さらに、最終的には公開するため、生々しい部分を表向きに整えたりしますから、より客観的になれるのでしょう。そういう意味では、ブログやツイッター などをうまく活用してみるのもいいかもしれません。 このように、自分の気持ちを書き出すことは、相手に思いを的確に伝えるだけで なく、自分自身の悩みも解決しうる優れた方法だと思います。捉えにくかった抽象ものが具現化されてきますから、まずは自分にとってラクなやり方で習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
ここ数年、男性誌『U0M0』(集英社)で対談の連載をさせていただいています。 「僕が会いたい人に会う」というコンセプトで行っているこの対談のゲストは、作家、 アーティスト、ミュージシャン、経営者、学者、シェフ、建築家、スポーツ選手な ど、さまざまな分野で活躍するトップランナーの方々ですが、どなたにお会いして も必ず共通しているところがあります。それは、非常に深く本質的なところに到達しているということです。"何か"を追求し続けて極めると、どこかである一線を突き抜けることができ、今まで見えなかった本質の世界が見えてくるのだと思いま す。どのようなジャンルからのアプローチでも、その本質世界はつながっていて、 どなたもある同じ風景を見ているような気がするのです。もしも対談した皆さんが一堂に会することがあったとしたら、全く違う分野で活躍しているにもかかわらず、 必ずや本質的な話で意気投合するのではないかといつも感じています。 -
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