<ビジネス下克上時代に勝つ!>ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則
- 日本実業出版社 (2005年5月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534039101
作品紹介・あらすじ
弱者と強者の戦略は正反対。対象を絞り、明確にして、得意分野で"ダントツ1位"を目指せ!すぐに使える逆転のヒント「56事例」。
感想・レビュー・書評
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企業や歴史の実例解説を交えて、ランチェスターの戦略について説明された本。
わかりやすく、読みやすかった。
ビスマルク曰わく、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
成功事例を読書を通じて得られたのは有益だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近で一番のヒット。
ビジネスの戦略。自分のブランディングで、かなり役に立ちそう。
普段自分たちで意識している差別化や一点集中といった戦略が、ランチェスターの戦略という体系だったものに結びついて、自分の中で理解が深まるとともに、戦略の新しい打ち手となるネタをいくつも集めることができた。
この方式で、自分の担当会社をみんな強くしなければ!! -
▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00088844
(推薦者:経済経営学類 尹 卿烈先生) -
全1冊
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弱小フリーランスの私が稼げるようになるためにはどうしたらいいか知りたくて読んだ。
限定的な場所でナンバーワンを目指すこと、オンリーワンになることが重要とのこと。
人の3倍努力すれば必ず1位になれる、を今日から実践しようと思う。
とても読みやすく、具体的。だが、歴史が苦手な私にとっては戦国時代での例えが多い点が難解だった。 -
・ここで勝つという戦場を定め、そこに集中し、敵に優る力を投入する「局所優勢主義」こそ、弱者逆転のルール。・弱者は万人受けを狙わない。・勝てる土俵で戦う。・地域を限定しないビジネスでも、事業領域を細分化し、1点集中することにより、No1を目指す。商品に1点集中することで「~といえば○○」という専門家として認められるようになる。・弱者は、ランチェスターの第一法則で戦う:局地戦、一騎打ち線、接近戦、1点集中主義、陽動戦。・弱者こそニュースを自ら作り、マスコミ露出を仕掛ける。
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タイトルの通り、
ランチェスター戦略を実ビジネスに適用する、
ということを目的とした本。
史実や企業の実例を挙げ、
わかりやすく、そして熱く、説明している。
限られた領域で、圧倒的No1を目指す。
そのために必要なのは、
勝てる領域を決める覚悟。
それ以外を棚上げする覚悟。
今、何となく、そこそこうまく行っている状態で、
この覚悟を持って判断すること、
そこが、一番の難関なんだと思った。
(逆に、すでに危機的な状況にあるなら、
えい、やるしかない!と踏み込めるんだろう。)
現状、どういう状況にあったとしても、
まずは領域の"分け方"を工夫し、
その領域の特徴と、自社のシェアを把握することは大事。
そして、まず最も着手しやすそうなのは、
既存顧客のランク付けかな、と感じた。 -
基本的には弱者が強者に勝つには一点突破しかないということだ。
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入門編と言ったところか。
全体像を理解するにはよい。 -
【ランチェスター戦略をわかりやすく解説】
弱者(1位以外の会社)が強者(1位の会社)に勝つためにはどうすればいいのかを、『ランチェスター戦略』という方法論も用いてわかりやすく解説している。
差別化・選択と集中…などなど聞いたこのある言葉が本の中では登場し、今まで学んできたことは少なからず『ランチェスター戦略』に関連のあることなのだと気付かされる。
「言うは易く行うは難し」
この戦略、実践してこそ意味がある。『小さな会社 儲けのルール(竹田陽一)』と一緒に読むといい。この本は、数値・具体性重視。後者はわかりやすさ重視の本だ。
どちらも読むことでより実行に移しやすくなる。