フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
- 日本実業出版社 (2005年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534040015
作品紹介・あらすじ
フリーランスの著者と話のわかる税理士による"目からウロコ"の税金講座。
感想・レビュー・書評
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フリーランスになったら参考になりそう
* 事業税.表の中にない事業だと税金取られない?
* 年金:フリーランスでも国保組合がある
* 領収書がない場合は伝票処理
* 勘定科目はあらかじめ記載して提出
* 減価償却:購入金額の10%は残る
* 耐用年数は決まっている
* 青色申告にするは申告する
* 3要件が必要.事業的規模,貸借対照表提出.申告期限内提出
* 青色専従者給与も申請が必要
* 借り方貸し方解説がわかりやすかった
* 給与を払えばその分経費を減らせる
* 利益が500万円を超したら税理士の相談
* 税理士への相談は1時間で1万5千円ぐらい
* 税務調査はそれほどとられるわけでもない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
消費税10%に変更後のものを読みたい。
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# 書評☆3 フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 | 申告と節税の概要を面白おかしくなんとなく把握
## 概要
- 書名: フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
- 副題:
- 著者: きたみ りゅうじ
- 出版日: 2005-12-10
- 読了日: 2019-10-17 Thu
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2019/12/05/
## 評価
フリーランスとしてやっていくことになったため,帳簿や節税について興味を持っていた。この本はこの手の話題で検索すると頻繁に見かける本で,人気があるようなので読んでみた。
内容はフリーのライター&イラストレーターの著者と税理士の対話形式で申告と節税について解説したものとなっている。
フリーのイラストレーターが書いているだけあって,フリーランサーの視点に立って,面白おかしく書かれていた。細かい情報はそこまでだと感じたが,全体的なことが書かれていて,最初に1冊としては悪くないと思った。
## 引用
> ### p. 61 国保組合
> 国保組合とは、職能団体などが互助会的側面を持って運営している国民健康保険の組合です。こうした組合は全国に139あり、その多くが定額の保険料をうたっています。
社会保険の話になると,せいぜい健康保険と国民健康保険の2種類くらいしか解説しない本が多い。しかし,この本では国保組合について解説しており,初めてその存在を知った。しかも,国民健康保険よりもお得な場合が多い。加入条件があるため,結局は加入できないのだが,こういう情報を知ることができてよかった。
## 結論
2005年の初版から2016年の第30刷が発行され,ネット上でよく見かけるだけあって,悪くない本だった。
良くも悪くも面白おかしく申告と節税についてまとめられており,最初の1冊としては悪くなかった。
ただ,個人的にはもう少ししっかりまとめられた本がほしいなと感じた。 -
フリーランスの人だけに書かれたのかと思うタイトルだが、サラリーマンが読んでも勉強になる。
ぶっちゃけ調とみんなが抱く疑問が会話形式で書かれてるのがわかりやすい。
・所得税は所得によって税率が変化、住民税は一律(10%)で後払い
→地方によって税率は変わると思ってた。
・固定資産税
償却資産にかかる。(未償却残高が合計150万以上の場合)
税率は1.4%これに、固定資産の評価額をかけることで税額が決まる
・社会保険料
サラリーマン→健康保険→厚生年金
フリーランス→国民健康保険→国民年金
→年金と健康保険はセットなんだ
・社会保険料控除で保険料は全額控除できるため、税金面で言えば、民間より国の年金保険がお得。
民間だと、5万円までしか生命保険料控除が認められない -
「フリーで仕事始めたけど、
税金のこととか全然わからない!
細かい税法の仕組みとかはいいから
手っ取り早く概要を知りたい!」
っていう方向けだと思います。
社会保険、記帳、経費の考え方、
消費税、法人化などについて、
税理士さんと会話形式でレクチャー
をうける、といった流れで進んで
いきます。
漫画みたいなかんじで全然堅苦しく
ないので税金の大まかな概要を知りたい
方におすすめ。 -
メチャメチャおもしろかった。申告と節税について、ぶっちゃけた話が満載。税金についてこんなに面白く書かれた本は初めて読んだ。
監修の税理士さんがナイスキャラで、「だからアリアリでいっちまえと言うわけですよ」とか書いてある(笑)。口は悪いが、納税者サイドからアドバイスしてくれているのがありがたい。
複式簿記、所得税、消費税の「はじめの一歩」としても最適なのではないか。非常にわかりやすく書かれている。なんと税務調査のことまで書かれてあり、納税に関する一連のプロセスの概要を見渡すことができる。
フリーランスの方はもちろん、個人事業者なども必読と思う。 -
フリーランスのライターと税理士の対話形式で話が進む。
読みやすくて税金の知識ゼロの私にはちょうど良い本だった。
特に青色申告のメリットや、控除額の範囲など、具体的な話が多くて自分に当てはめて考えることが出来た。
やはり、私はこのまま給与所得者を続けるのが、1番ストレスなく、メリットも大きいのだと理解できた。 -
阿部梨園さんのサイトでお金関係の勉強におすすめと記載されており、てにとりました。
個人事業主となった場合に関係するお金について網羅されており、はじめに手に取る本としてよかったと感じました。申告の際の書類の書き方も参考になるような頁がありました。(個人事業主になるつもりは現状ないですが、それでも基礎的なお金の知識を学べた気がします。) -
納税や社会保険のことが、会話形式で書かれており、分かりやすく読みやすかった。
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個人事業主になるタイミングでこの本を読みました。
まったくわからなかった売上と所得、経費の概念がするっと頭に入ってきました。この本にとても助けられました。ありがとうございます。