入門ビジュアルテクノロジー IPネットワークのしくみ

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534040657

感想・レビュー・書評

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  • インターネットを含む現在主流の通信であるIPネットワーク技術について詳解した本

    目次
    <blockquote>第1章 IPネットワークとは
    第2章 IPネットワークでパケットを送るしくみ
    第3章 IP電話のしくみ
    第4章 イーサネットとIP‐VPN
    第5章 これからのIPネットワーク
    第6章 IPネットワークを理解するための基礎知識
    </blockquote>
    この本は……難しい。
    ネットワークの基礎知識があっても、完全には読み解けない。
    やや通信工学的内容があり(IP電話、無線通信など)、もうちょっと知識が無ければ理解はおぼつかないだろう。

    一章でまず概略。この時点で新しい単語が乱れ飛んで来る。
    いやきっついって。プロバイダの仕事の中身とか、NGNとしての電力線通信の仕組みとか、ああ、ADSL、FTTHの仕組みもそうだし、無線LANやケータイの仕組みも概略でごっそり。
    よほど興味が無ければ、きれいに寝れる。間違いない。
    二章と四章でTCP/IP&イーサネットというPCではおなじみの領域を説明してる。
    紹介ってレベルじゃなく、正に詳解。ちょっとした教科書代わりになる。
    三章がIP電話。これも独特の領域……。
    五章・六章で、今後の通信技術についてのトレンドと、基礎知識。
    六章はもっと前に置けばよかったんじゃないかな……。二章・四章より最初に知っておくべきかも。

    そこらへん、ちょっと読者ターゲットが曖昧だけど、多少詳しくなる程度には書いてある。
    読む人は……選ぶだろうなぁ……。

  • IPネットワークの技術をわかりやすく解説した本。自分の勉強のためにではなく、自分が初心者に教えるときに使おうと思って購入。。。

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著者プロフィール

1936年福岡市生まれ。
1959年名古屋大学工学部電気工学科卒業。同年日本電信電話公社(現NTT)入社。電気通信研究所にてデジタル伝送、デジタルネットワークの研究開発に従事。1989年多摩大学教授。同大学名誉教授。工学博士。
電気通信研究所では、わが国最初のデジタル伝送方式の実用化に取り組み、それ以降、高速デジタル伝送方式やデジタルネットワークの研究開発に従事するなど、日本のデジタル通信の始まりから25年以上にわたり、一貫してデジタル通信技術の研究に取り組んできた。
NTTを辞めた1989年ごろから、日経コミュニケーション誌(日経BP社)にネットワーク講座の連載を執筆したのをきっかけに、通信技術をやさしく解説した本を書くようになった。これまでに執筆した主な著書は、『情報通信早わかり講座』(共著、日経BP社)、『通信&ネットワークがわかる事典』(日本実業出版社)、『「通信」のキホン』『「電波」のキホン』(ソフトバンククリエイティブ)、『情報通信技術はどのように発達してきたのか』『「電波と光」のことが一冊でまるごとわかる』(ベレ出版)など多数。

「2021年 『「半導体」のことが一冊でまるごとわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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