ITコンサルティングの基本

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534045331

感想・レビュー・書評

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  • 新卒採用でITコンサルティングを目指したい方、システムエンジニアからITコンサルを目指す場合の道標になると思います。この一冊でITコンサルティングの全体像がつかめるので、とっかかりにとても良いです。この1冊読んだだけでITコンサルティングの仕事が務まるわけではないので、そこから派生して枝葉の知識をどんどん増やしていけばいいので出発点としては最良の1冊ではないのでしょうか。
    アンダーラインを引いて熟読したので、時々読み直そうと思います。

  • <23年02年>
    【ITコンサルとSEの違いがはっきり分かる。なめるように読めばITコンサルの知識を体系的にしっかり学べる】
    定価:1,800円+税
    独自キーワード: #ITコンサル #SEとコンサルの違い #体系的
    こんな時に読みたい: #ITコンサルとは何かを知りたい #ITコンサルの基礎知識を吸収したい #ITコンサル向けの本や情報のリストが欲しい
    好き度:3.3/5(23年 02月時点)
    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
    [刺さったポイント]
    1.SEとITコンサルの違いを明確に
    2.本書以外の参考資料も多数掲載
    3.思考ツールの概要紹介
    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

    【1.SEとITコンサルの違いを明確に】
    ・ITに限らず営業職でも「コンサルです」と簡単に「コンサル」が名乗れて、「コンサル」という言葉が独り歩きしているように感じる昨今。そんな中でIT業界におけるコンサルとSEの違いはしっかりと記した本です。
    ・これだけ読むと、かなり知識と覚悟を持たなければ「ITコンサル」と名乗りづらくなるような難易度の高い職種に感じますね

  • 最新版は非常にITコンサルについて深く書かれている。
    これからIT上流工程をやりたいが何をするのか、どんな知識が必要かの
    コンパスになると思われる。

  • ・コンサルティングは経験財
    ・マスマーケティング戦略とCRMで時代背景が異なる。新規顧客獲得コストも恐らく異なる
    ・様々なソリューションテーマ、フレームワーク

  • 浅く広い本。
    ただ、浅いなりに捉えているポイントは王道なポイントが多く。短時間で一定量と質を得ることができる本。


    ・EA ザックマンフレームワーク

    ・AsIs. ToBe. Nex

  • ためになった。
    2/16現在の自分に必要なのは、問題解決力と、パワポエクセルの準備だということがわかった。

    〜ーーーーーーーーーーーーーーー
    ITコンサルティングの仕事は、コンサルティングとシステム構築のフェーズに分かれる。
    企業系と独立系があり、独立系はITのみならず会社の経営全体のアドバイザーとなるためやりがいは大きそう。
    仕事を大別すると
    1ビジネスモデルの変革による経営の付加価値向上
    CRM.customer relationship management
     顧客満足度の向上
    SCM.supply chain management
      モノ情報サービスの流れを統合管理
    ナレッジマネジメント
      先人社員の知識の蓄えと共有
    2業務効率化や情報基盤整備による企業体質の強化
     ERP enterprise resource planning
    企業情報の統合管理による経営効率化
    EA enterprise archetecture
    全体最適型の情報システムの体系化
    情報セキュリティ対策
    3IT戦略立案やシステム構築の支援
      CIO支援、PMO支援、ITデューデリジェンス


    3章では、具体的にどういうツールを用いて仕事を行うかが述べられていた→知識は現時点では良い。

    4章 ITコンサルタントに必要なスキル
    •経営、マネジメントの知識
    •問題解決力
     1問題発見力2論理的思考力3要因分析力
    1 を判断するためには経営計画やベンチマークを利用
    2を判断するには、仮説思考、目的思考、数字で物事を考える
    3を判断するには、MECEやロジックツリー
    •思考ツール活用力
    SWOT.5forces.4P.AISAS
    •コミュ力
    •業界知識、業種知識
     中小企業診断士の資格が取れると良い。
    5章 キャリア
    1ITを極める
    ITコンサル、シンクタンク、事業会社のIT部門
    2コンサルを広く見る。 戦略、総合等々
    3事業会社の企画部門
    直接は行きがたい。即戦力とみなされないため。
    →IT企画から、社内の他の部門へ転職、などのキャリアプラン。

  • まさにタイトル通り、まとまっていておさらいできた。

    情シスにいたときに買ったけど、当時はバタバタしていて積読になっていた作品。

    戦略とITを考えたときに、ITの存在感が年々大きくなっていり中で、ふと、ITが戦略を飲み込んでしまっている時代がいつの間にか来ていて、古臭い戦略を描いている企業が意外と多くて、戦略って結局IT戦略なんじゃないの?と思ってしまう時もあったりなかったり。

  • ITコンサルティングの基本、読了。ITコンサルの大きい範囲と、キャリアの形成、参考になる。ERPでー、RFP作りたいですー、みないな思いだとダメだったなぁ
    2019/02/17 16:13

  • 古い本だけど、ITコンサルタントへの転職教材としてとても参考になる。

  • IT知識の基本内容が広く記載あり。
    専門分野以外の知識収集になって、良かった。

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著者プロフィール

・克元亮(かつもとりょう)
5~9章統括
プロジェクトマネジメントに従事。著書に『「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ』(日本実業出版社)、『SEの文章術』(技術評論社)他。

「2022年 『改訂7版 個人情報保護士認定試験公式テキスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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