- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534046970
作品紹介・あらすじ
荷主の海外進出で国際物流が増加。トラック業者の過当競争が激化。宅配便は2強の時代へ。急成長を遂げる「メール便」。低公害トラックとは?「過積載」「過労運転」「長距離運転」が課題。環境に優しい鉄道輸送。3PLの新たな展開とは?業界研究の定番書。
感想・レビュー・書評
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ちょうど日本通運とヤマト運輸の財務諸表を読む機会があったので、
物流についてお勉強です。
財務諸表だけでは読み取れないこれまでの物流業界の歴史や
今のトレンドなんかがサクッと理解できる良書です。
こういう機会がないと絶対に読まない本。
面白いわけではありませんが、
勉強したことの理解が深まってよかったです。
もっと気楽にお勉強したい人は、
楡周平さんの「ラストワンマイル」がオススメです。
こちらは感動小説で、すこぶる読みやすいはず。
※ラストワンマイル
http://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4101335745詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本を支える縁の下の力持ち
勉強の為に購入。物流業界の事が網羅的に書かれているので、物流業の底力と言うか、社会に置ける重要性を改めて感じた。
Amazonで翌日配送が出来るのも、製造業が、在庫を極小化しジャストインタイムで製造が出来るのも、物流業の不断の努力の賜物なのである。
ここまで書くと、どんなに夢に溢れた業界だか、様々な課題を抱えているのも事実である。
業界構造として、大多数の中小企業、荷主からの価格圧力、そして地球温暖化などの環境問題、これらの課題をクリアして行く必要があるのである。
物流業をザックリ知りたい人、就活生だけでなく、クロネコヤマトの裏側が知りたい好奇心旺盛な人にもオススメの本です。 -
ネット通販が今後も伸びていくので、とても有望な業界だと思い込んでいたが、そう単純な話でもないらしい。
でも、サービスは今も向上し続けているので、過当競争の弊害はあるにしても自由化ってのは正しい方向ではないかと。 -
物流企業の試験を受ける際に、買った本。お勉強用。結構分かりやすかった。