- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534048141
感想・レビュー・書評
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少し前の本で、雇用環境が変わってはいますが、今読んでも役に立ちます。
中小企業の給与に関連する、あるある、という問題をわかりやすく紹介されてます。
よい本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人件費は「投資」か「コスト」か。優秀な社員には多く払ってあげたい、出来の悪い社員にはあまり払いたくないが生活があるので限度がある。そもそも会社にそこまで余剰資金がない。従前の賃金体系を崩すと色々大変、どこから手をつければ良いか分からない。
そんな潜在的な悩みを顕在化された一冊。具体的な解決方法などはないが、「分からないことが分からない」というところからは脱出できる。 -
タイトルのインパクトが強いので、違法ぎりぎりのラインで解説するのかと思ってしまうが、そこまでドラスチックな内容ではない。
合法的かつ従業員のモチベーションを下げないように、どういった手法で人件費を減少させるかを分かりやすく解説。
賞与・退職金・各種手当・労働時間・評価制度・・・などにスポットライトをあてる。
厳しい経営環境の中で、コスト削減を考えざるを得ない場合、人件費を下げることを考えてしまいがちだが、それに伴う問題点を必ず考えておかなければならない。
従業員のモチベーションの低下、労働基準法に抵触しないか、様々な金銭的トラブルの可能性・・・。
将来の経営を左右させる重要な論点であるので、人件費削減を考えざるを得ない経営者は一読をお薦めする。 -
出来る社員に払う給与は「投資」出来ない社員に払う給与は「コスト」・・・ほんと、その通りです。
でも、出来の悪い社員にも生活があって、守ってやらないと・・・雇用を一番に考えてしまう社員思いの経営者には、おすすめの一冊だと思います。 -
自分か雇われている側であるので、会社での色々な手当や給与制度などがあるが、なぜそんな制度などがあるか理由がなんとなくわかった。
また人事考課について、給与関係の変更時の話しについてもうっすらとでも感じる事ができた。
経営側の事について書かれているのだか、労働者の自分とは違う視点を感じる事が出来て参考になった。