すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく

  • 日本実業出版社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049445

感想・レビュー・書評

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  • ・手段と目的をはき違えないように(はき違えがち)
    ・施策に落とした後の行動(ステークホルダによる反発をなるべく抑えるよう考慮/注力する)について
    ってあたりは、ちょっと思い当るところがあった。

  • よいが
    ちょっと理解に時間がかかる

  • 逆から考えるとは?

    →逆から考えるとは、つまり理想や目的から考えることであり、何らかの変化を生み出すためのもの
    合理的な疑いを超える、つまり論理や前提へのチャレンジが必要
    決断そのものに意味はなく、実行してこそ

  • この類で外人さんが書いている本は本当に読みにくい。訳者や編集さんもおかしい(読みにくい)日本語であることは理解していると思うのだが、なぜこんなにも読みにくくなってしまうのかが不思議だ。
    さて、内容はというと「おわりに」に掲載されれているセルフチェックの8項目を先に読んで、理解が進まないところだけ本文を詳しく読んでみる程度でよさそうな本である。内容的には非常に軽い感じだ。

  • 問題を解決する場合、

    1)事実を確認する
    2)原因を特定する
    3)対策を考え、決める
    4)実施する

    というのが普通の手順になります。


    本日ご紹介する本は、

    逆から考えることで、効率よく
    問題解決ができることを示した1冊。

    ポイントは
    「結果思考」

    原因思考と結果思考というのがあります。

    原因思考は、冒頭に書いた手順のように
    まず問題の原因を特定して
    その原因への対策を考えるやりかたです。

    そのためには、原因を追及しなければなりません。
    複雑な問題の場合は、原因を突き止めるのが大変、
    あるいは突き止められない場合もあります。

    一方では原因追及をすると、
    誰が悪いという、責任の追及になって
    しまう場合もあります。


    結果思考とは、こうなればいいという
    結果を想定して、その結果になるための手段を考えます。

    つまり、問題そのものではなく、
    目標や答えからアプローチする方法です。


    解決策型アプローチとも言います。
    まず、仮説的な解決策を上げるところから始め、
    その仮説が正しいかを検証します。
    仮説が正しい事が検証できれば対策を実施します。
    1つだけではなく複数の仮説を上げておくことが
    ポイントです。

    ”仮説を考える”というのは
    いろいろな場面で役に立つものです。

    現状の悪くなっている原因を考えるのではなく
    未来のあるべき姿になるための仮説を考える。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    重要なのは、チーム全体が具体的で測定可能な目標に合意し、きちんとシェアすること
    まず、問題を目標に変えてみよう。そして新しい目標を達成するには、どんなステップを踏むべきかを考えるんだ
    解決策型アプローチ=仮説的な解決策を上げるところから始める
    ある仮説が有用でないことを立証することには大きな意味がある
    反対意見を持つ人に対しては、とことん突き詰めて、データ自身に語らせたほうがいい
    解決策とは、問題に照準を合わせたら目標が達成されるまで手を緩めることのない、より積極的な施策
    結果を出すための要素=①解決策の内容 ②人を動かす力
    会社が成功する上で最終的なファクターになるのは人である
    「逆から考える」=問題解決とは、問題について考えるのではなく、目標と解決策について考えることである
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1 目標を設定する―問題を目標に変える
    2 分析のためのフレームワークを構築する―問題を逆から考える
    3 分析を実行する―「合理的な疑い」を超える
    4 解決策を策定する―決断だけでは意味がない。施策実行に意味がある
    5 利害関係者と連携する―「ボートをどう揺らすか」
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b1dd53fd50bbb2ff.png
     

  • なぜ企業は、具体的な目的もなく船出してしまうのだろう。
    それは、何をやりたいのか をよく理解していないからである。
    この場合には、まず何をやりたいのか質問を繰り返すことが望ましい。

    われわれはいつのまにか、目標からではなく目先のことから、やるべきことからではなくできることから、目的からではなく手段から、やるためにはどうするかではなく出来ない理由から 考えてしまう。

    問題にはまり込まない➡
    答えをだすために、考えるのではなく、理想の答えを決めてから始める。
    そうしないと、発散してしまう。(海を沸かそうとするな)
    まずは、ある情報からありたき姿を思い浮かべることから始める
    その確からしさを検証するために、調べ、考える。

    問題の分析は、その原因を突き止めるものはなく、状況を前進させるものとしてとらえるべきである
    いい分析とは、目的に至るまでの有効な解決策を見つけるのに役立つような質問への、事実に基づいた答えのことである。
    1⃣分析を始める前に、目標を設定する(下記ポイントを参照)
    2⃣分析のためのフレームワークを考える。影響する因子、解決までの期間、リソース、リスク(ネガ)の洗い出し
    3⃣分析を行うためのフローを構築する。
    ・質問型アプローチ;目標を細かな設問へ分類する、その答えを探す。問題は、あまりにも分析過多になってしまう点。
    ・解決策型アプローチ;論理を重視し、可能な限り筋の通った解決策を仮定し、その根拠となる情報を収集する。課題は視野狭窄、自分の論理を重視疑う癖をつける。
    ・段階的アプローチ;解決策をタイムスケジュールごとに並べる。

    目標設定のポイント
    方向性;やりたいことのベクトル
    測定可能;抽象的ではなく具体的
    クライテリア;どこまでやるのか。どこまでないとダメなのか


    分析の際の注意点
    ・データは何も教えてくれない➡常に、だからなんなのか。なぜそうなったのか。の答えをさがしておくこと


    解決策は、必ず二つ以上持つ
    解決策が二つない時は、解決策を真剣に考えていないか、意思決定者を信用していないかのどちらかである

    解決策として、確実な答えなど、ない
    大切なことは、
    解決策に論理と事実が整理されていて、それが正しいと信じられること、熱意を持ってとりくめること。


    ・逆から考える
    問題とは、そのものを考えることではなく、目標と解決策について考えることである
    ・合理的な疑いを超える
    意識改革は、論理、事実、そして仮説を磨き上げることから始まる
    ・意思決定そのものに意味はなく、施策実行がすべて


    決断ではなく、行動でしか状況は変わらない。
    すべての検討は、判断ではなく行動を伴うことで初めて意味がある。

  • 課題解決の方法論の本

    問題点を分析して課題を導き出す方法の他、あるべき姿(ゴールイメージ)から逆算し、課題を設定する方法を紹介。
    課題を設定する際の仮説はフレームワークを用いて設計し、本気で検証することが重要。強弱つけて本気出さなくてもいいところもあるけど。

    後半が難しくてよくわからんかったから、またいつか読みたい。

  • マッキンゼーと、BCG出身の作者の訳書。
    かなり直接的なハウツー本だが、なかなか高度な内容のためか非常に読みづらかった。思考的なものは、他の同会社出身の方とかぶるので、まだ
    「すべてはイシューから~」の方が読みやすく、入りやすいかと思う。

  • 仕事をしていて、いろいろな場面で問題解決のためのPJが存在するが、なかなかその成果が出ない理由について説明した本。
    これを読むと、普段自分がイシューツリーなどで問題を分析している手法は、あまり効果がないらしい。
    そこで、本書で紹介されているのは下記3点。
    ・逆から考える:問題解決とは問題について考えることではなく、目標と解決策について考えることである。
    ・「合理的な疑い」を超える:意識改革は論理、事実、そして仮説を磨き上げる事から生まれる。
    ・意思決定そのものには意味がなく、施策実行が全て:意思決定だけでは人は動かない。行動を促す施策のみが人を動かすことができる。

    やや概念的な話が多く読みづらい所もあったが、各章の最後にまとめがあり、そこだけ読んでもためになると思う。

  • 1.問題そのものではなく、目標や答えからアプローチする。
    2.論理、事実、そして前提へのチャレンジが心理的変化を生み出す。
    3.決断は人を動かさない。人を動かすのは行動だけである。

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