- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534051011
感想・レビュー・書評
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リクルートにて数多くの転職支援などを行う転職エージェントである著者が転職支援を行うクライアントとのやり取りを通して信頼される仕事術を書いた一冊。
本書を読んでちょっとした心遣いが大事であると感じ、そのために相手に興味を持ってアンテナを張っておくことも大切だと感じました。
相手の職場に潜入したり、中小企業診断士の勉強をしたりとただ折衝するだけでなく一味違ったテクニックも紹介されていて勉強になりました。
時にはお互いのプライベートにまで踏み込んでの付き合いをすることや周囲を巻き込んで人脈を形成していく方法も知ることができました。
また、経営者と顧問の方との関係など経営の前線にいる方と多く付き合いのある著者でしか知り得ないことも多く掲載されていて勉強になりました。
そんな本書のなかでも年二回のコンタクトが有効な事と電話をかける時に著者が行なっているテクニックは印象に残りました。
ちょっとした縁で人生が変わることやその縁を意味あるものにするためのテクニックを著者の体験を通じて学ぶことができました。
本書でのテクニックを少しでも活かして信頼される人間になれればと感じた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
尊敬する女性の1人。
私は必ずこの人の役に立てる! -
著者が体験した営業のノウハウを語ってる。割と当たり前の事を当たり前に実践している。
営業としてそれを無意識にやるのか有意識になるのでは全く再現性が異なる。
ホスピタリティという点で参考になる部分もある。 -
とても読みやすい相手に覚えられる、信頼される心構えが詰まった本。
こんなことされたら、忘れられない、頼ってしまうなぁ~と感じた^^
・「表面的な付き合いになってしまう」
とてももったいない。「信頼を得ている」という自信がもてると、心からの笑顔で対話できる相手が1人でも多くいること、それによって仕事・人生の喜びは何倍にも膨らむ。
・「自分で壁をつくらない」「相手に興味をもつ」
どんな肩書であれ、人は人。興味をもって「知ろう」「学ぼう」という姿勢をもってもらえたら、「教えてあげたい」と思うもの。
・雑談から相手の価値観を知る
休日の使い方、感動した本、など。また万人共通の期になること、健康、法改正、などにうついても豆知識をもっている。
・ちょっと目を引くファッションアイテムで記憶に残す
目立ちたがり屋かと思わせておいて、献身的に相手を立てる。おしゃべり好きそうで、相手の話を傾聴する。ばかそうでかしこい。-→+へ。逆は怖い。
・一言「特別」ネタを
先日は、東京で雪が降っていましたね。個別感を出されると、人は重要視されていると感じる。また、お礼のメールは定型文ではなく、素直な気持ちで^^。具体例があるとなおよし!また、昇進、異動、などがある場合には、プレゼントを。
・新聞で3コンテンツ
時事ネタは毎朝日記に控えておく。
・どんな相手であっても「役に立てる」と信じる
自分自身が新しい出会いにわくわく感をもつ。「自分に合えないことを損だなと考える」「何が相手にしてあげられるか考える」ことで、格段に自信をもって話に臨める。
・幅広い教養を
いろんなジャンルの講座・教室でレッスンを受ける(陶芸、いけばな、フラワーアレンジメント、料理、テニス、ゴルフなど)
・コンサート・演劇を鑑賞
・美術館・博物館
・旅行
・自己啓発セミナー
・スポーツ観戦 など
・ランチに誘う
安いし、誰でもとるし、気軽に応じやすい。
・忘れられない頻度は年2回
暑中見舞い、年賀状だけでは埋もれる。クリスマスカード!
・自分のなりたい方向の人脈を探っていく。まずは自分がコンタクトの取れる範囲で近い人から。キャリアであれば、ベネ同期、先生、など。 -
リクルートの人材戦略や採用活動に関する事業を行い、多くの経営者との接点を持ち、数多くの営業実績を残したスーパー営業ウーマンである著者。
最初読み始めた段階では、確かにここまでの心配りができればとは思うが、現実には難しいなあという印象でしたが、読み進めるうちに、ちょっとした心がけでできることも多々あり、参考になる部分も多かったと思います。
これは、その業界、業種、立場によって考え方、手法は異なるのかもしれませんが、あらゆる方々から信頼を得るためにすべきことは共通。少しでも見習いたいものです。
まずは、何から始めるべきか。。
▼人間関係を深める
・雑談の目的:相手の「考え方」「価値観」「志向性」を知ること
・「目的」「最終的に目指すゴール」をしっかりと意識して起き、「自分が時間配分をコントロールする」、「話の展開のイニシアチブを握る」という心構えで会談に臨む
▼信頼関係を築く
・目の前の課題だけでなく、相手の過去、未来にも質問すると、課題の本質が見えてきて、解決の提案をすることができる
▼伝えにくいことの伝え方
・その結論にいたった経緯を細かく説明する
・一方的にNGを伝えるのではなく、「都合が悪い場合はご一報ください」といった一言を添える
・相手に苦労や面倒をかける分、自分も頑張る姿勢を示すことで、相手の不満は和らぎ、信頼関係を損ねることを防げる
・電話をかけるときは、メールでは「行間が読みづらいかもしれない」「こちらの意図と異なる理解をされ、誤解を与えるかもしれない」という内容を伝えるとき
・お客との間には、一定の緊張感を持つ
・大切なのは、「自分が誰を知っているかではなく、「誰が自分を知ってくれているか」、「何人の人が自分を頼ってくれるか」
<目次>
第1章 出会って、即、心をつかむ「雑談」の技術―ファーストアプローチの機会を最大限に活かす
第2章 1000人の経営者に信頼される人の人間関係を深める仕事の習慣―「また会いたい人」になるために
第3章 ゆるぎない信頼関係を築く―真の「ビジネスパートナー」になるために
第4章 ネットワークを広げる―1対1の関係にとどまらず、周囲を巻き込む
第5章 人間関係を「メンテナンス」する―会わなくても自分の存在を印象付ける
第6章「会うべき人」、「会いたい人」と、出会うために―自分を成長させてくれる人と、縁を結ぼう -
朝型を実践している森本さんの仕事の習慣術が書かれています。
何気なくすましている仕事の習慣、慣習も一工夫するだけでより良くなる
そのことをこの本を通じて知ることができました。
持っているスペックを最大限活用する。それもちょっと人とは異なること(個性)を使って。
詳細は、本に書かれていますが、明日から少し実践したいなぁと思う内容も多かったです。 -
実践で使えることや実際の経験談も書いてある為、今後とても役に立つヒントを頂いた。実際に実践していこうと思う。ありがとうございました。