- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534052049
感想・レビュー・書評
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仕事においての具体的なケーススタディと共に簡単な数字を扱うことの難しさが理解できました。
直結して仕事に活かせる内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全1冊
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前作も良かったが、これも良かった。
数字を使ったものの見方が分かりやすく書かれているし、早速実践してみたいこともあった。
効率を数値化するあたりは、学術的ではアタリマエなんだけど、ビジネスでは出来ていないシーンが多々あるとも思った。
引き続き、登場人物のストーリーも楽しめた。 -
数学
ビジネス -
前作の「仕事で数字を使うって、こういうことです。」の続編として出された、中学生までに習う四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をうまく使うことで、方針決定する際の根拠となったり、法則性を見つけたりと、仕事に数字を使うことが苦手な人に幅を持たせる一冊。
今回も前回同様、株式会社ブライトストーンのアパレルブランドである「WIXY」の営業部を舞台に、根っからの文系でセンスと勘でWIXYを引っ張ってきた、ファッションを愛してやまない営業部エース木村斗真と、経営戦略に数字を取り入れることで、木村斗真に仕事の幅をもたせ、さらに成長させることを使命とされ、社長からのヘッドハンティングされてきた柴崎智香の掛け合いで構成されている。
今回はWIXYの売り上げの多くを稼ぎ出す表参道店の道向かいに、WIXYと同じ年齢層の女性をターゲットとする「FLAP」というアパレルショップがオープンすることが判明する。
ライバルの出現に表参道店の売り上げを維持向上させるとともに、FLAPに負けないブランドとして生き残らなければならない。
また、木村斗真としては、ある理由から絶対に負けられない戦いとなる。
今、高額な資金を投じている事業や広告等、自分の信念で必要だと疑っていなかったこと、長年同じようにやってるので、なんとなく続けているような形式的なことは、一度数字で裏をとってみたり、本当に効果のあるものなのかと疑ってみることも大切で、実は片手間でやっていたことのほうが、効果が高いなんてこともあり得る。
仕事のやり方や信念、スタイルやこだわりは人それぞれであってもいいと思う。
熱意や情熱、センスや勘だってなくてはならない能力だと思う。
ただそこに、裏付けとなる数字があれば、人に説明する、説得するときに大きな材料になるだろうし、その決定を実行しているメンバーの不安を解消する材料になるかもしれない。
なにも難しい数学的知識や、専門用語が必要なわけではない。
少し数字を使って考えてみるだけで、方針を決める理由になったり、何よりも何かの意図で作られた数字や表に惑わされたり、騙されたりすることも少なくなると思う。 -
以前読んだ本の続編。
小気味よい展開でさくっと読めました。
読んだだけで満足してはもったいない。
これをきっかけに、行動に落とし込みたいです。
・・・ライバル店の店長のその後の話が出てこなかったのは少し残念。 -
現場で使える考え方を楽しく教えてくれる本。
回帰分析は本当に使える。 -
前作に続き、分かりやすい!
PDCAや効率の数値化はすぐに使えそう。 -
自分の仕事で使えるかどうかは別として、意外とストーリーにのめり込んでしまって最後はちょっと感動すらしてしまった。気付いていないだけで身近でも数字を使える場面ってあるのかなー。自分の仕事を振り返りたくなりました。