- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534053176
感想・レビュー・書評
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子供ができたら、読者しなさいと言いたい。理由は
集中力がつくから。
世界が広がるから。
レゴ型思考が身につくから
自分の人生だけで自分が見て経験できることには限界がある。それを広げられる
自分の好きな分野だけに偏ると世界はひろがらない。興味が湧かなかったことにも目を向けるべき。宇宙とか読みたいなー
本を読むということは見方、味方をふやすこと。
人間は会社という組織生活以外にも、右にふたつ、ひだりにふたつコミュニティーに足をつけとくべきというのも心に残った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。
↓
http://sommelierofbooks.com/study_training_history/readercantakesomething/
読書をする人としない人、何が違うのか?
どのように本を読めば良いのか?
本を読めば、こんな素晴らしい世界が広がっているよ、ということを教えてくれる本です。 -
21世紀の社会は、答えのない課題に対し、自分の頭で考えて答えを出し、解いていかねばならない。
そのためにはあらゆる情報をインプットし、それらを頭のなかで編集し再構築する必要がある。それがやがて自分なりの答えとなる。
その答えの深度や精度、斬新さは、どれだけ沢山の情報や体験、知恵を己の中に会得してきたか、で決まる。体験といっても、人間1人、1日24時間、できることが限られている。だからこそ、著者の膨大な研究とスリリングな体験が刻まれた本を読んで、他人の体験を疑似体験し、脳にインプットすることが大切となる。
個人的には読書はもう習慣となっていて(といっても社会人になってからで、特にハイペースになったのはここ5年ほど)特に真新しいさは無かった。また著者の前著「必ず食える〜」でも同様の触れ込みもあったので、著者の主張の再確認という意味合いでは良い読書体験だった。 -
☆☆☆☆☆『読書の価値』を人に伝えるのに苦慮する人も、『本を読むことを薦められる』がその真意をはかりかねている人も、本棚に並んでいるこの本のタイトルにはおそらく目をとめたことだと思う。
そして、内容もわかり易く、内面の深いところまで届く柔らかい熱意を感じます。
ここまで薦められ、親身に読書の価値を説いた先輩が「自分の若い頃にいたらなぁ〜」と思ってしまう。
でも、実はいたのだと思う。いやおそらくいたのだ。
この本のなかにも出てくるが、言葉では語らずとも、『子どもにとっての最高の教材は、いつも、大人の学ぶ姿勢』だ。それを見逃していた。あるいはそれに気付けなかっただけなのだろう。
でも、遅くはない。(人生の何に対して遅くなるというのかも不明だしね。)
この本のなかで強く印象に残ったのは、
テリー伊藤さんがイジメラられている中学生に言ったアドバイス「僕だったら、本を読むなぁ」 が紹介されている。コメンテーターが何人もでアドバイスしているなか、突拍子もない言葉に周囲には思えたことかもしれない。
でも、遠回りでも確実な方法なのは私にもわかる。人間はそれぞれの「観念の世界を生きている」のだから、その観念の世界が大きいほうが勝るという道理だ。
(これは、イジメられなくなるのでも、相手にケンカで勝つのでもなく、イジメられていると感じなくなる、もっと言えば“イジメられているという自己解釈の囚われの観念”から抜け出す方法が見えてくる。「そういう世界観を養おう」と言っているのではないか)
それともうひとつこれは最後に藤原さんが最後に締めくくっている言葉
〜〜読書習慣があるというのは、単なる生活習慣の排除と追加ではないからだ。生き方の選択なのだ。読書する人は、著者の脳のかけらを自分の脳につなげることで脳を拡張し、世界観を広げられる人だ。〜〜
読書の良さを説くときに、この本を渡して『あの藤原さんも読書を薦めているから読んだほうがいいよ』というのは簡単だけど…
本の価値を伝える人にも修行の場が必要なのだ、
相手に合わせた、必要性、言葉、タイミング、いろいろある。
読書の価値は藤原さんに負けないくらい感じているし、伝えていきたいが、それは自分の言葉で、そして「伝わらないのも仕方ない、いつかわかるときがくるさ」という気持ちで伝えていきたい。
それも、人類の宿命であるし、私の課題の持ち越しでもある。自分がそうであったように。
2016/04/26 -
確かに読書通じて、自分が普通では直接体験し得ないようなことを体験する事が出来るし、他人の考えを自分の考えとリンクさせることで、自分の思考を増設メモリーのように拡張できる。
古今東西、森羅万象、時代を問わずに誰かが考えたことが疑似体験できるということは、本当にスゴイことだと思う。読書しましょう。 -
基本的には賛成の内容だが、この方がリクルート出身と聞くとなるほどと思うような誇大な表現や、自説への陶酔があるように感じる。
教育への言及はほとんどないのが残念。 -
シンプルに、本は読み続けて良いんだと、
気持ちよくなれる本でした。
これからもたくさん読んでいこうと誓った日となりました。