「小売お宝株」だけで1億円儲ける法

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534054463

感想・レビュー・書評

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  • 分かりやすいと思う。

    ・PERが低い会社だと会社の価値がすでに十分低いのでこれ以上低くなりにくい。低→5倍 高→50倍
    ・リテール(小売業)株、飲食店に業種を絞る
    (普段の生活の中で気になるお店の名前を覚えておいて上場している企業か調べる)
    ★投資方針
    ①10万円以上を投資資金へ回す②暴落時こそ買い足しする③割安株は売らない④PERが高くなった時売るか考える⑤PER5倍以下で買い⑥割安株は3倍台で買い
    ★銘柄選びポイント
    ・業績→売上高と純利益が両方とも年率10%以上伸びている会社。▲がある会社は保有対象から外す。
    ・財務→利益余剰金が多く、有利子負債が0か、純利益の5年分以下の会社。
    ・PER10倍以下高くとも15倍以下。大きく値下がりするリスクが少ないという事。
    ・証券コード2000食品.3000繊維製品 パルプ.9000陸海空運 倉庫 情報通信 電気ガス番台を狙う。これらが小売。
    ★成長の見分け方
    ・出店担当の社員を増加させた企業に注目。業績が向上しやすい。
    ・利益率の向上。看板商品の単価を上げる。コスト削減をする。年100店舗以上新規出店すると成長鈍化。
    ・5〜7年のスパンで成長。新しい業態への進出。店舗が拡大している段階で投資をスタートさせるのがベスト。
    ★利益2倍株価4倍の法則
    ・利益・売上高が順調に伸びている事(年10%程度↑)
    ・割安株である事(PER10〜15倍未満)
    ・知名度が低い事(地方で有名なお店)
    ★株価が急騰する可能性
    ・利益の増額、上方修正
    ・株式分割
    ・市場変更
    ・増配、記念配当、株主優待の新設
    需要が高まるが供給が少ない為株価が上昇する。
    ★実践編
    ・ツルハシビジネス{業務を始める時に必ず必要になる物を売る会社:例:ホシザキ、ワークマン
    ・高配当株は大きなリターンはないが株価の急落もない。(サーティワン)
    ・売り上げが低い時期は株価も低いので買い時(季節)
    ★有望株の見つけ方
    ・それを扱っている会社は上場しているか
    ・どれだけと利益を上げているか
    ・保有株の業績を毎回チェック

  • 日経平均とは連動しないで上がる株を選ぶ。
    予想利益が2倍になると株価は4倍になる。

    四季報で
    業績予報を見る。赤字決算がないか見る。PERを見る。
    小型株で小売や外食に絞る。景気循環株や割安株より利益が出る。

    売上高、純利益が毎年10%以上伸びている。
    利益剰余金5年分以下の有利子負債。
    PERが10倍以下。
    四季報は、狭く深くではなく広く浅く読む。
    2000、3000、9000番台の株を狙う。
    名前の知られていない会社を選ぶ。

    決算短信で経営成績、業績予想をチェック。進捗状況がみられる。ヤフーファイナンスのIFIS株予報で見られる。

    小型株にとって円高はプラス。

    配当性向が30%以下の企業は、株主優待を新設する可能性がある。
    逆に高配当株は成長が遅いので注意が必要。

    それらのうち、出来高が急増したときに買う。
    PERが低くなった時を狙う。急落時。
    四季報発売時。決算短信発表時。
    市況で売らない。下がりだしたら売るは間違い。あくまで業績が悪くなったら売る。
    5銘柄程度に分散する。

    株探で明日の好悪材料のニュースをチェックする。

    個別株に注目する。

  • ■四季報で有望株を探すポイント(2,3,9千番台が筆者がよく買っている)
    ①売上高、純利益が10%以上伸びている会社

    ②利益剰余金が多く、有利子負債が0か純利益の5年分以下の会社

    ③PER10倍以下

    四季報で目星をつけたら決算短信をみること!

    2686
    2922
    3539
    3830
    4248
    4318
    4659
    6061
    6070
    6161
    7959
    9639

  • 株式投資に精通する著者が小売企業の株式を会社四季報と決算短信を使って有望銘柄を探す手法を書いた一冊。

    毎年の売上や純利益そしてPERを見て割安株に投資する方法を著者の経験を交えて書かれており勉強になりました。
    日々の生活のなかで身近な小売企業を気になれば四季報でチェックするというのも気軽にできることであると感じ好感を持ちました。

    今まで読んできた投資関係の書籍と重複する内容はありましたが、改めて勉強になったほか株式急騰の5つの要因は気にしておくべき項目であるとも感じました。
    特に記念配当の項目は参考になりました。
    また出版当時の2016年12月現在の有望銘柄や買いや売りのタイミングなどの投資における心構えも書かれていて参考になりました。

    本書で書かれていることは毎年の売上や純利益とPERの割安感など難しいものではないものであると感じました。ただ多くの銘柄を見て検討する必要はあると感じたので、自分の生活しているなかで気になる会社を見つけたら四季報や決算短信を使って情報収集をしようと思った一冊でした。

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著者プロフィール

個人投資家。
サラリーマン時代に元手10万円から株式投資を始める。
2009年10月、130万円だった株式資産は、2017年11月、1億円を突破。
多くの失敗と反省を繰り返した末、株で勝つための再現性の高い独自ルールを作り上げる。
売買タイミングを重視せず、購入後、最低半年間は保有する中・長期投資派。
『ダイヤモンドZAi』『東洋経済オンライン』『Yahoo! ニュース』等メディア掲載歴多数。
日本証券アナリスト協会検定会員候補。
主な著書に「10万円から始める高配当株投資術」
「60歳から10万円で始める高配当株投資術」(ともに、あさ出版)、
「『小売お宝株』だけで1億円儲ける法」(日本実業出版社)。

「2018年 『給料は当然もらって、株で10万を1年で月収20万に!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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