Google流資料作成術

  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 949
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534054722

感想・レビュー・書評

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  • ビジュアライゼーション実践。
    グラフの取捨選択についてたっぷり説明。
    不要な箇所と強調で読み手にストーリーを持ったアクション促す。
    ヒートマップ相対と色塗り気にして、折れ線グラフはグラフ横にラベルを添えた方がよさそうなの知れた。
    数字も必要に応じて整理して見せ方を変える手もあり試しやすい。

  • [出典]
    「解像度を上げる」 馬田隆明

  • 備忘録
    ・第1章 コンテキストを理解する
    分析には、探索的分析と説明的分析がある
    探査機分析は、真珠探しのようなもので100の異なるデータを分析したりしてたった1つか2つの重要なことを見つける。
    説明的分析は誰に何をどのように伝えるのかを整理する。

    内容を作り込む前に何を伝えたいのか簡潔にまとめる。3分ストーリー、ビッグアイディア、ストーリーボードのコンセプトを理解し活用する。

    ・第2章 相手に伝わりやすい表現を選ぶ
    円グラフ、3Dグラフはなるべく使わない。
    第2軸はなるべく使わず、直接ラベルをつけるか縦軸を2つに分ける。

    ・第3章 不必要な要素を取り除く
    認知的負荷を最小限に抑える

    整列は中央揃えが好ましい。また主張したいグラフ項目にだけ色をつける。

    データマーカー(◆とか▲のグラフにつけるやつ)は余計なので削除する
    ラベルもデータに直接つける
    グラフとラベルは同じ色(類似色)を使用する

    ・第4章 相手の注意を引きつける
    情報に視覚的優先度をつける
    色使いは統一する

    ・第5章 デザイナーのように考える
    重要な部分のみ強調し残りの余分な要素は取り除くことを意識する

    図表を過度に複雑に見させないようにするためには、
    読みやすくする、簡単な言葉を使用する、不必要に複雑な情報は取り除く

    ・第6章 モデルケースを分解する
    ・第7章 ストーリーを3幕構成でつくる
    1.設定 いつどこでそのストーリーが起きてるのか?
    2.主人公 誰が行動の主体なのか
    3.アンバランス 何が変わったのか?
    4.バランス 何が起きて欲しいか?
    5.解決策 どのように変化をもたらすのか?

    ・第8章 まとめ
    スパゲッティグラフにならないよう、グラフは縦に分けたりする

  • 非常に良い本だった。簡潔にまとめられていて、これをうまく使えるようになりたい。

  • 2023/05/29

  • Google内で「ビジュアライゼーション講座」を担当していた著者によるGoogle流資料作成。コンテキストを理解し意図をシンプルかつ明確にしデザインしてストーリーを伝える。秘伝の奥義や高度な技術は一切なく、王道かつ基本に忠実な資料作成の手順が豊富な実例を持って解説されており分かり易い。

  • データの見せ方として重要かつ基本的な内容がまとまっていて良かった。パワポを使うビジネスパーソンやデータアナリストやデータサイエンティストなどデータを扱う人であれば共通知識として持っておけると良い内容だなと思う。

  • グラフとかも何を伝えたいと言うことをちゃんと考えてストーリーが伝わるようにしないとダメよと言う話

  • タイトル通り、資料(特にスライド)を作成するための本。

    グラフを印象的かつ正しく用いるための方法論がこれ一冊で学べる。

    しかし、本書はマニュアル本ではないため、当たり前だが具体的なグラフの作り方は書かれていない。
    そのため、自分でいざ作ろうと思うと追加で勉強が必要。

    また、スライドのデザインや配色についての言及は少ない。
    そういったことを学びたい方は、「Slide:ology」を読むと良いかもしれない。

    自分の作ったグラフがパッとしない時は、本書の美しいグラフを眺めれば改善点が見つかること間違いなし。

  • 邦題はクソだが原題は「storytelling with data」であり、データからどのようにストーリー立てるか、ということを書いた本である。とてもためになる内容だったので、何度も読み直して使いたい。

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