「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」
- 日本実業出版社 (2018年6月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534055989
感想・レビュー・書評
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「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェア№1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」
2018/6/28 著:佐々木 大輔
本当にやりたいことがあるのなら、やらなければならないことに追われる毎日から抜け出して、まずは時間をつくってやってみるしかない。
Googleで働いていたときも、クラウド会計ソフトfreeeを開発したときも共通して意識している時間の単位がある。それはGoogleでは3か月サイクルとも呼ばれ、日本の会社でも四半期と呼ばれる3か月という期間である。
本書の構成は以下の6章から成る。
①3か月で人生は変わる
②3か月のテーマを決める
③3か月のゴールを決める
④3か月の時間泥棒を見つける
⑤3か月の生産性を高めるスケジューリング
⑥成功はアウトプットしなければ始まらない
絶妙な期間である3か月。たかが3か月。されど3か月。そしてその3か月を長いとみると短いとみるか本書で紹介されていることを必死に考え行動することでその3か月は驚くほど輝く期間となり次につながる期間となる。
妥協なく、前を見据えて結果を求めながら過ごすその3か月の中ではつらさもあるものの得るものはそれ以上にある。平等に過ぎ去る3か月をどう過ごすかを再度かみしめるよいきっかけとなる一冊であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に、仕事術系の本とそこまで目新しいことは無かったものの、タイトルの「3か月スパンで考える」というのはあまり意識していなかったが取り入れるとよさそうな考え方だと思った。
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優先順位を決める
→やらない事を決める
どうやって時間を上手く使って、ビジネスを成功させるかを考える
3ヶ月に一つのテーマを取り組む
→週に15時間以上はそれについて時間を費やす
まずは理想ベースで考える ※経験で決めない
売り上げ100万円達成→行動目標を決める
トイック600点→テキスト3冊で出題されている問
題に関しては全部答えれるように
する。
スケジュールを振り返る
→理想的な時間の使い方を考える
メール
→この文章はわかりやすいだろうか、これを読んだ人は行動してくれるかを考えれる人はコミュ力が高い。
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タイトルと違って
時間術の本
目標達成のコツなどの話かと思ってたので
ちょっと違った
時間術の本としては
樺沢さんの、超時間術に
かなわないなって印象
かぶっている内容も多いし
具体的な行動案とかも
樺沢さんの本のほうにのってる
ただ経営者的な視点が混ぜ込まれているので
そこが差別化ポイント
あとやっぱりタイトルで
とりあえず3カ月は意識しようかなと思った -
本書は、3か月という期間、一つのことに集中して取り組み、成果を出していこうという本です。ご自身の経験をもとに、具体的にわかりやすく、テーマの設定、ゴールの決め方、スケジュールの立て方などについてのノウハウが書かれています。「ワクワク」しながら、世の中の「問題解決」につながるような成果を出すために、3か月間集中して取り組む。自分にも何ができるかなあといろいろと考えながら読んでみました。
やりたいことはたくさんあるけど、なかなか始めることができないとか、始めてみたけど、なかなか思ったような成果が上げられないという方にお勧めです。私自身は、やりたいことがたくさんあって、つまみ食い的にいろいろと始めてしまい、どれも自分の満足がいく成果が出ていないというタイプで、すごく参考になりました。
いくつか本書でいいなと思った箇所をご紹介したいと思います。
「ワクワクしないと続かない」
仕事なんかでは、必ずしもいつもワクワクすることばかりではないと思いますが、そういうときでも、「その課題自体にとくに面白みはないように感じても、課題を解決したもっと先にある何かに目を向け、その先にどんな意味や意義があるのかを考えてみる」(p.34)
これって結構大切かもと思いました。
また、やり続けていると飽きてくることもあるかと思いますが、そんな時は、「これに取り組むと、世の中がこんなに面白く変わる」というストーリー」(p.84)を思い出し、その壁を乗り越えていくという方法も使えそうです。
ゴールを決めるという点では、理想から考えるという点が参考になりました。
「もちろん、現実社会では妥協しなきゃいけない場面がたくさんある。しかし、理想を軸に考えるクセをつけていけば、自分の能力を自分で制限することはなくなるだろう。思考の枠がもっと広がるし、視野も開けるし、何より理想と現実との差がわかると、理想に近づくために自ら前に進むための努力もするようになる。」(p.71)
目標を立てる際についやってしまいがちになるのは、「TOEIC800点」などと達成目標で終わりにしてしまい、自分がコントロールできる行動目標にまで落とし込まないことです。
「ゴール(目標)を設定するときは、「売上100万円(達成目標)」ではなく、その一歩手前の「クライアントへの訪問件数20件(行動目標)」というふうに、「自分がやるべきこと」に的を絞ったものにする必要がある」(p.73)
最後に、これは最近自分自身でも感じている大きな課題ですが、「アウトプット」するということ。
「いくら素晴らしい理想を語っていても、どれだけいいアイデアやストーリーをもっていても、結果的にアウトプットしなければ「絵に描いた餅」なので意味がない。」(p.174)
「完璧なアウトプットかどうかより、アウトプットから何を学ぶか、どうブラッシュアップしていくかを重視している。」(p.174)
このように本書には、佐々木さんのGoogleでの経験やfreee創業の経験をもとに具体例を交えて、どうやって3か月というサイクルで成果を出して、ワクワクしながら世の中に貢献していくのかということが書かれて、体験を背景にした考え方がとても参考になります。 -
3ヶ月を一区切りとして色々なことにトライする際の工夫が書かれている。
-ストーリーは3カ月間ぶれずにやり抜くためのよりどころとなる、迷ったら原点に立ち戻る
-理想を軸に考える癖をつける。自分の能力を自分で制限することをなくす。最初は現実ベースではなく、理想ベースから始める。
-ワクワクすることを選ぶ、面白いは誰かが与えてくれるものではなく、自分で発見する。
-意思決定の回数を減らす形作りをする決める機会が少なくなると、迷い回数も減る。
-人間関係は効率化できない。そのため、時間をかけて人間関係を作る。その方が合理的であるため。
-見栄を張らない遠慮しない。他人の目を気にすると時間が奪われると言う事実もしっかりと認識しておく。他人の目を気にする。自分を排除することでそのために使っていた時間が減るわけだから、新たな時間が捻出できる相手のことを気にしすぎると、お互いの生産性を下げる。
-優先順位の最も重要なところはやらないことをまず決めること、やるべきことよりもまずやらないことを決める
-ニッチでスペシャルになる。世の中のごく限られた人しか持っていないような課題やみんなが注目してないことやりたがらない分はそこに投資がなされていないためあまり開発もされていない。つまりバターと言えるインナが注目しないことで、自分がやりたい事は何かと言う視点で考える。もしメジャーで活躍したかったら既にそこで成果が上がってるはずである。なので、そういったところで集団の中で何の特徴もないなんて普通です。ない。人間なんだろうと情けなくもんもんとしてるんであれば、成功法ではなく、人とは違うこと人が目をつけないことを日ごろから意識するようになり、そこで成果を出すと言うのも生きる道、過激日向に咲くやり方だと思う。 -
これまでの時間の使い方でほとんどが似たような本ばかりですが、3ヶ月単位の時間管理というところで、とてもタメになる話ばかりでした。
また経営についてのリアルな話も多く、経営的な面でもタメになる良書でした。
また再読したいと思います。 -
博報堂、googleを経て
freeeを創業した著者の本。
内容的には著者の経験を踏まえた
時間術の本。