宇宙飛行士、「ホーキング博士の宇宙」を旅する

著者 : 若田光一

• 日本実業出版社 (2020年8月29日発売)

感想・レビュー・書評

[雨宮さんの感想 · 2020年12月31日]

この本を読んで印象に残ったことは、宇宙人がいたとしても、それは人類にとって侵入者となり、人類にとっては最悪の結末となるという考え。人類よりも優れた知的生命体が地球を乗っ取ることになるという考え。
その後すでに観ていた「オールユーニードイズキル」を再度観て、これが宇宙人に侵入された地球の運命だなと思った。

[熊本 ててんごさんの感想 · 2021年11月6日]

世界に名だたる人は、他人の評価等気にせず、いつもポジティブ！ホーキング氏を益々好きになりました。あと、氏の言葉からこんなにも自己の生き方の説明が出来るなんて、若田さんは、素敵な人でしょう。

[sou (08thse)さんの感想 · 2021年5月2日]

これは、自己啓発書ですね。
決して悪い意味で言っているのではなく、若田さんやホーキング博士といった最先端の人々の捉え方などに触れられる良書だと思います。

[showideさんの感想 · 2021年4月6日]

ホーキング博士と若田さんの対話，宇宙への夢を膨らもせてくれる。

[ウトウさんの感想 · 2021年2月18日]

若田さんの解説するホーキング博士の珠玉のメッセージ。

[尚さんの感想 · 2021年1月5日]

ホーキング博士の発言に対し、若田さんの考えを記した本です。
・全7章、48節の構成

★人生はできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない
1.自分のめざすものを見失うな！
2.仕事決してあきらめないこと。仕事は意味と目的を与えてくれる。仕事がなければ人生は空虚だ。
3.幸運にも愛を見つけることができたら、その存在を忘れずに投げ出さないこと

人生においてすごく大事な言葉でした。
苦手を克服することよりも得意を伸ばす時間の使い方をするべきなのがわかります。

★諦めないことが重要
「失敗することで効率的に能力の向上ができる」
失敗は成功のもと　ですね。
失敗しても諦めずに続ける事が困難への打開策となるのがわかります。
100の失敗、1の成功。
エジソンもこうやって大成功までたどり着いたぐらいです。

★行動するのはいまだ！
「人生を大切に生きる」うえで重要なのが迅速な意思決定と行動力
秒で行動、即決！
迷うぐらいなら やって、みて、失敗して経験値にしちゃえばいいですね。
失敗した時の恥や外聞はこの際捨てましょう。

■総評
ビジネスや自己啓発本を読まない方にはおすすめです。
自己マインドの成長につながります。
逆に読み慣れた方には物足りない本になるでしょう。
ボクがそうでした。

ホーキング博士の宇宙へのこだわり、というより人生をかけた宇宙への思いが伝わってくる本でした。
楽しい時間、ありがとうございました！！

著者プロフィール

1963年、埼玉県に生まれる。九州大学工学部航空工学科卒業。九州大学大学院工学研究科修士課程修了。2004年、同大学院工学府航空宇宙工学専攻博士課程修了。博士（工学）。1989年、日本航空株式会社に入社。1992年、宇宙開発事業団（現JAXA）が募集した宇宙飛行士の候補者に選ばれる。日本人初のミッションスペシャリストとして、スペースシャトルSTS-72ミッション（1996年）に搭乗、STS-92ミッション（2000年）では日本人の宇宙飛行士として初めて国際宇宙ステーション（ISS）の組み立てを行った。2009年3月から、第18/19/20次長期滞在ミッションにフライトエンジニアとして搭乗し、日本人初のISS長期滞在を行う。2010年、NASA宇宙飛行士室ISS運用ブランチ・チーフ就任。2013年11月より第38/39次長期滞在クルーとして約半年間ISSに滞在。第39次長期滞在においては、日本人初となるISSコマンダー（船長）を務める。これまでの宇宙滞在期間は合計347日８時間33分で日本人最長。2016年、JAXA国際宇宙ステーションプログラムマネージャー就任。

「2017年 『続ける力　人の価値は、努力の量によって決まる』 で使われていた紹介文から引用しています。」