経営理念の教科書 勝ち残る会社創りのための最強のツール

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  • 日本実業出版社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534058140

感想・レビュー・書評

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  • 仕事の為に読んだけど、分かりやすくてとても良かった。

  • 重要性の理解はでき、わかりやすい。
    名言の引用が多く、活用しやすい。
    経営者目線なので、担当者としてどのように推進すべきかについては不足。

  • 多くの会社で社長を務めた著者が述べる経営理念の重要性。
    著者によれば、経営理念のある会社はない会社の2倍成長し、4倍利益を出すとのこと。
    それもあながち嘘ではないと、読了した今では感じている。

    中長期の業績で特に差が出てくる経営理念の重要さは改めて実感したが、
    その作成において押さえるべき点(例えば、幹部を関わらせる等)が多い点は新たな気づきになった。

    本書にある「人は論理で説得され、感情で動く」という人間の真理。
    会社を構成する人を動かすという点で言えば、こうした真理も踏まえた上で、
    経営理念は大変慎重に作る必要があるものであり、更にはかなり工夫の余地のあるもの。
    JJのクレドでさえ、改定を続けている事実を考えても、根幹を変えることはないまでも、
    必要に応じて環境変化を反映させつつ、より高みを目指して、適宜変更していくことも必要であると感じた。

    改めて、明日以降、会社の経営理念を自分なりに考えて、日々の業務にもあたる。

  • 経営理念のある会社とそうでない会社では、経常利益率は4倍もの差が出るという。そのようなデータが色々と提示されていてわかりやすい。

    「長期的な成長に必要な条件=方向性+人財+組織力」
    「方向性=理念+目標+戦略」
    ここに「戦術」が加わることが必要だと著者は述べる。

    何度も自分の中に落とし込まなければいけない公式だ。

    しかし、簡単なようで、なかなか複雑で覚えられない。なにかすっきりしない。

    もっとシンプルにならないものか。

    そんなことを考えさせられる本だった。

  • 会社のビジネスモデルは時代によって変わるが、経営理念は変わらない。
    会社規模の人数を同じ方向に向かせるには経営理念が大事である。
    今まで経営理念のことなど深く考えたことなかったがいい勉強になった。

  • 経営理念の重要性といったWhyだけでなく、つくりかたというHow部分についても、著者の経験からまとめており、わかりやすい。周りを巻き込みながら進める部分もあるが、まずはしっかりと自分の考えを言語化していきたいと思った。

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著者プロフィール

株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。
1936年東京生まれ。早稲田大学卒。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなどグローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバー。2014年7月より株式会社ティーガイアの非常勤取締役を務め、「伝説の外資系トップ」と称される日本のビジネスリーダー。
主な著書に『経営者が絶対に「するべきこと」「してはいけないこと」』『仕事と人生を劇的に変える100の言葉』『他人力のリーダーシップ論』(いずれもアルファポリス)、『経営の教科書』『王道経営』(いずれもダイヤモンド社)など多岐にわたる。

「2017年 『自分と会社を成長させる7つの力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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