新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。 20代で身につけたい本の読み方88
- 日本実業出版社 (2021年2月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534058348
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ここ数ヶ月、何故か本を読む気になれなくて、でも読みたい本はたくさんあるという…そんな状況で久しぶりに読んだ本です。
1ページごとに内容がまとめられており、難しい言葉も少ないので、読み進めやすくて一気に読んでしまいました。
内容はいくつか賛成出来ない意見はあったものの、読書について新たな発見があったので面白かったです。
私のように読書する気分になれないときや、ちょっとした気分転換したい人におすすめです。
-----------------
P52-棚差しの地味な本こそあなたの運命の本
今までほとんど売れ筋の本しか見なかったけど、確かに棚差しの本は目立たなくてもお店が買う人がいると判断している本なので、面白い可能性があるなぁと。次本屋さんに行くときは棚差しの本もゆっくり見てみたいです。
P56-あなたの本棚はあなたの将来の鏡
なぜなら、本棚に並んでいる本は、あなたが買うと決めた決断の集大成だから、という言葉になるほどなと思いました。この視点はなかった!
P66-本をプレゼントされたら24時間以内にお礼状を出す
今まで本をプレゼントされた経験は残念ながらないんですが…覚えておきたいと思います。
P102-本の帯から流行のエキスをいただく
確かに本の帯には一言で興味を惹きつけるようなキャッチコピーとか記載されてるなぁと納得。
今後言葉のチョイスで行き詰まったときは本屋に行こうと思いました。
-
新版 人生で大切なことは、すべて「書店」で買える
20代で身につけたい本の読み方88
著:千田 琢哉
本をめぐるさまざまなエピソード
大学4年間で、1万冊、1000万円を費やしたというのは半端じゃない
ちょっとお金がらみのからみもいいかも
気になったのは以下です。
■本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
・お金持ちを目指すより、時間持ちを目指す ゆったりと好きなだけ読書できるような時間のある人にいい知恵が授かり、ドッとお金も流れ込んでくる
・面白い作品に出会うためにはたくさん本を読むしかない 1%であれば、1冊の本にあうためには100冊読めばいい
・知識というのは断片、知恵というのは、知識×知識、こんな角度から光を当てることもできる、というのが知恵です
・実践的で現実的な本でなければ読者には見向きもされない
・流行のベストセラーを読もう、読まなくても、買っておいて損はありません
・すばらしい小説は、すばらしいビジネス書
・本を読む速度は人それぞれ、スピードなんで気にしない
・おすすめ本は自分にしかわからない、人のすすめはあてにならない
・いざという時に支えてくれる言葉に出会うためには、普段から素敵な言葉のシャワーを浴びてなければならない
■本が背中を押してくれる「行動力」
・成功者の本棚にはハードカバーが多い。文庫に落ちるまでまっているのは、あまりにも時間がもったいない
・読んだ本を内容を自分の人生に生かす方法とは1つしかありません。おもしろい本を読む。ページをめくる手が震えて心拍数が急上昇する本を読むこと
・本を読むと謙虚になります。それは、納得する力です
・どん底でできることといったら、やはり読書、食糧が肉体に欠かせないのと同じで、精神に言葉は欠かせません。
・2回立ち読みした本は、買っておいて間違いはない
・自分探しをする人は多いですが、答えはあなたの本棚にあります
・猪突猛進や蛮勇は勇気ではない。身体に汗をかく前に、脳みそに汗をかけ
■本が教えてくれる本当の「コミュニケーション力」
・本は必ず自腹で買う
・本を読むとつきあう人が一変する。
・読書の大前提は、好きな本を好きなだけ、好きな時に読む
・人間関係で悩んだら、とことん落ち込むのもいい。
・本を読むというのは、著者とのコミュニケーション、自分とのコミュニケーション
・音読すれば、新しい自分に出会える
・楽しい本を読んだら、苦手な本にも挑戦してみよう
■本が伸ばしてくれる効率的な「勉強力」
・文字量の少ない本ほど、中身は濃い
・著者の違う3冊を読む 好きな著書、嫌いな著書、初めての著書
・インプットの質は、必ず量の上になる、量を必要とする
・会いたい人が本を出していたらチャンス、全巻読破する
・脳の不思議 乱読しても脳が整理してくれる、睡眠中に情報を整理整頓してくれる
・本の帯を片っ端からよめ
・ゆっくり読むと結果的に早くよんだことになる
■本が磨いてくれる結果を出す「仕事力」
・当事者として読むとお値打ちとなる、傍観者として読むと割高になる
・知性があると100人中99人つまらなくても、これは面白いとなる、本を読むとつまらないが面白いに変わっていく
・どんどん読み違いして、どんどん挑戦し成功していく
・本に書いていないことをあえて、提案、すると実力がつく
・読書をすると人は謙虚になる
・本気で本質を衝く能力を磨きたかったらすべてにおいて当事者意識をおMって考える癖をつけることです
■本が導いてくれるお金の不安から自由になれる「経済力」
・琴線にふれたものをメモしていくと共通なものが浮かんでくる
・成功したかったら、群れないこと、群れている人で、金持ちは1人もいない
・お金が足りずに本が買えないくやしさを知っておく
・人は知恵のあるところに一極集中する。そのために本を読む
・感動は期待の101%で、満足は期待の100%
■本が加速されてくれる「成長力」
・悪循環になっている時こそ、読書のチャンス
・100%根拠を求めるのではなく、30%の仮説思考で試行錯誤を繰り返していく
・人生マンネリ化してきたら、自分の枠を拡げること、いままで買わなかった、ありえない本を買ってみる
・おすすめは、早朝読書です
・著書のプロフィールをきちんと目を通そう
■人生を変える本の「買い方・読み方」
・本は、まえがきが最もおもしろい。逆にまえがきのつまらない本はつまらない
・学校の勉強がつまらなかったのは、順番がちがったから
・面白い本は、1%
・本は購入すると決断した段階で目的の半分以上を達成している
・本は徹底的に使う。折り曲げる、ペンで引く、端を折り曲げる、著者は自分の本がボロボロにまで読み込んでくれているとうれしい
・積読本は、枕元に積んでおく
・直感で憧れた難解本を買ってください、いつか必ず読むから
■結論
つらいなら、本を読め。たくさん本を読んでいると、愚痴を言わなくなる
目次
プロローグ 僕の出身校は、仙台の丸善と金港堂だ。
第1章 本さえ読めば、どんな時代になっても知恵で生き抜いていける
第2章 本が背中を押してくれる「行動力」
第3章 本が教えてくれる本当の「コミュニケーション力」
第4章 本が伸ばしてくれる効率的な「勉強力」
第5章 本が磨いてくれる結果を出す「仕事力」
第6章 本が導いてくれるお金の不安から自由になれる「経済力」
第7章 本が加速されてくれる「成長力」
第8章 人生を変える本の「買い方・読み方」
エピローグ つらい時に群れるな、本を読め
ISBN:9784534058348
出版社:日本実業出版社
判型:4-6
ページ数:206ページ
定価:1200円(本体)
発売日:2021年02月20日 -
本が大好きな私はこの本を読んでめちゃくちゃ納得しました。
「大切なことはすべて本に書いてあります❕」
ぜひぜひ読んでみてください -
ある分野を極めた人が本を出版しており、私たちはそれを少額で学ぶことができる、という考え方は確かにその通りだと思いました!これから本を読むのがさらに楽しみになりました!
-
本を読む習慣がない人におすすめしたい本です。
中には少々大げさや胡蝶された表現と感じる部分もありますが、それは自分がまだ作者の境地に至っていないからかもしれないと謙虚になるべきと考えました。
一方て読書をしている人にとってはとても共感出来るところが多いのでは、とも思います。
-本は大方ポジティプなメッセージであり人生を前向きにさせてくれる。
-人生の目的は究極「人を喜ばせること」例外なく本は作者が渾身の想いでそれを提示してくれているからこそためになる。本は著者の人生の一部を削り取ってお裾分けしてもらっていると考えその価値は相当高い。
-常に群がることを良しとせず、自己の成長のために本を読む。
-本書を趣味にすることで人生勝ち組、衣食住に頓着しなくなることから、少なくとも出費が少なくなる。(作者の言う稼ぐまではいかずとも)
-コンテンツを発信することにおいて、難しいことを難しく書くのは簡単だが、難しいことを簡単に書くのは技術が必要。
-本を読んでいて自分も本を書きたくなる。(そう考えることはままあるが、良書に出会うたび自分にはむり!と挫折)
-
-
本棚においておきたい本
・本を読みたくなる
・本にお金を惜しむなとかいてあるがとはいえ図書館や古本屋をこれからも私は活用していくそこだけ筆者の主張と相容れない -
簡潔に読書に対する著者の考えが述べられていて、読みやすかったですし、印象に残る話が多かったです。
本は借りるよりも、自分のお金で買う。
これがなんとなく1番響きました。
図書館をよく利用するんですけど、予約の本を待っている時間を買うと思えば新刊の本は確かに安い。
もっと書店に行く機会を増やそうと思いました。 -
最近読書にはまっているので、話題になっていたこの本を手に取りました。残業をするくらいなら、読書時間の方が財産になるというようなことが書かれており考えさせられました。読書する余裕を持つことが人生において大切と、自分を肯定してもらえた気分になりました。気分が良い時には、自分が読まないような作品にも目を向けてみたいと思います。読書で知恵を付けて、これからの人生を豊かに出来たらいいなと、これからの人生にもワクワクさせられる一冊でした。