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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535555792
作品紹介・あらすじ
環境保護と貿易の利益をいかに両立させるか?環境と貿易に関するさまざまな論点を経済学と法学の双方から分析し、有効な環境・貿易政策とガット/WTO法の望ましい解釈を提示する。
感想・レビュー・書評
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まだ読み途中だけども。
経済学の「貿易と環境」分野は、
過去数十年で研究が蓄積されていて、
欧米ではすでにテキストが出版されてるものの、
日本語の専門書はいまだに出版されてませんでした。
なのでこの本が最初の日本語の専門書になります。
貿易と環境の実務と研究両方に関わってる山下さんによる、
貿易(政策)が環境(政策)に与える影響に関する理論、
あるいは環境政策が貿易(政策)に与える影響に関する理論の説明は、
海外のsurvey paperに比べてもかなり分かりやすいと思いました。
この分野で研究していきたいと思ってる自分としては、
今年この本が出版されたのは相当嬉しい!
経済理論に関する説明もあるけど、
一方「法と経済」という名前の通り、
GATT・WTOの取組等についても解説されてるので、
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