行動健康経済学: 人はなぜ判断を誤るのか

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535555969

作品紹介・あらすじ

なぜ喫煙をやめられないのか?なぜ肥満をとめられないのか?ホモエコノミクス(超合理的な経済人)という理論優先のご都合主義を反省し、分かっていてもやめられない限定合理的な人間の行動モデル構築への道を開く。

感想・レビュー・書評

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  • 行動経済学の知見を健康行動に適用した良書。行動経済学の基礎から解説し、ニューロエコノミクスやリバタリアンパターナリズムの話まで押さえてある。

  • 3

  • 卒論でちょっと参照した。あと救急車が公共財っていうゼミでの自分のコメントの参考にした本。

  • 最後の章がリバタリアンパターナリズム議論の格子をまとめていて有用。

  • 行動経済学、認知心理学は近年、医療分野でもかなり注目されてきている。診察室で行われていることは、突き詰めれば意思決定の共同作業であり、互いの論理の衝突する現場でもある。医療者はいわゆるEBMとしての科学的根拠を学ぶのと同じ姿勢で、患者の内面をも科学的に把握するべきである。本書はその手助けとなろう。内容的には、かなり専門的であり、斜め読みでは臨床に適応できない。

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著者プロフィール

京都大学教授

「2017年 『スマートグリッド・エコノミクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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