学歴主義の発展構造 改訂増補版

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535577114

作品紹介・あらすじ

学歴の価値の低下にもかかわらず、受験競争がさらに激化するのはなぜなのか。この問いに発して、日本的経営や日本人の能力観にまでさかのぼり、日本型学歴主義の社会経済的背景に解明し、あわせて大学教育の改革を提言する。

感想・レビュー・書評

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  • 1 学歴社会論の盲点
    学歴主義のもつ二側面…教育に対する社会の側の要求と教育を受ける個人の側の要求
    引き上げ効果と押し上げ効果…社会の急激な発展、近代化が要求される時代には引き上げ、社会の発展に伴って押上げが引き上げを上回るようになる
    2 公教育の発展パターン
    3 学歴主義の発展・変質
    4 日本型学歴主義の特徴
    日本人の大学観:大学に対する評価が入試における学生の質に依存
    ランキング方法:大学の名声と教授陣のズレ、大学の組織全体の名声(領域ごとではない)、卒業生の人間的分類にまでつながる、タテに序列、国民の大部分がランキングを意識
    学歴意識:就職率のよさによる大学選択?→入試が能力アイデンティティの確率に一役買っているのでは?

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