水俣が映す世界

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535577978

作品紹介・あらすじ

本書は、水俣病の根源に存在するもの"それは差別である"という仮説を、水俣病以外の事例や外国、とくにアジアの国々との関係において学際的に研究することによって明らかにしようと試みたものである。権力と庶民、中央と地方、都市と農村、資本と労働者、健者と病者、そして先進国と途上国といった構図と環境問題や健康問題との関係を追ってみた。

著者プロフィール

1934年鹿児島県生まれ。熊本大学助教授を経て1999年より熊本学園大学教授。胎児生水俣病、三池一酸化炭素中毒、カネミ油症など社会医学的研究を行う。また世界各地の水銀汚染や砒素中毒を調査。著書に『水俣病』、『水俣が映す世界』、『水俣学研究序説』ほか多数。日本精神神経学会賞、大佛次郎賞、アジア太平洋環境賞など受賞。

「2009年 『宝子たち 胎児性水俣病に学んだ50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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