シビック・ジャーナリズムの挑戦: コミュニティとつながる米国の地方紙

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535584129

作品紹介・あらすじ

日本も米国も、読者の新聞ばなれは深刻である。なにがまちがっていたのか。読者とつながる新たな試みを現地ルポ。

感想・レビュー・書評

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  • 市民と共に考え議論し、より健全な民主主義を達成して行こうとするアメリカのジャーナリズムの新たな取り組みが始まっている。これまでの「客観的と称して政治からも市民からも距離をとり、政治の対立構造を作るだけ」のような従来のジャーナリズムから「市民の意見に耳を傾け市民自身が議題(アジェンダ)を見つけられるように議論の場を提供し、問題への解決を共に探って行く」ジャーナリズムへ。そんなアメリカの地方紙の取り組みを河北新報の記者の著者が記す。

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著者プロフィール

ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授。

1957年、福島県相馬市生まれ。早稲田大学法学部卒。河北新報社編集委員、論説委員を経て2019年から現職。02~03年にフルブライト留学で渡米。東北の暮らし、農漁業、歴史などの連載企画を長く担当し、「こころの伏流水北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)などに携わる。11年3月以来、東日本大震災、福島第一原発事故を取材。朝日新聞社「ジャーナリズム」、新潮社「Foresight」に被災地をめぐる論考、ルポを執筆中。ローカルメディア「TOHOKU360」同人。ホームページ「人と人をつなぐラボ」http://terashimahideya.com/
著書に『シビック・ジャーナリズムの挑戦─コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『地域メディアが地域を変える』(共著、日本経済評論社)、『被災地のジャーナリズム─東日本大震災10年 「寄り添う」の意味を求めて』『東日本大震災 希望の種をまく人びと』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる─古里なお遠く、心いまだ癒えず』(以上、明石書店)、『悲から生をつむぐ─「河北新報」編集委員の震災記録300日』(講談社)他がある。

「2021年 『二・二六事件 引き裂かれた刻を越えて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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