「有限群」村の冒険: あなたは数学の妖精を見たことがありますか?

著者 :
  • 日本評論社
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535784376

作品紹介・あらすじ

「有限群」村に出かけたサトシ君の冒険旅行。群論の知恵で困難を乗り越え、有限群の最高峰紋星山(モンスター)をめざす。数学者が書いた数学ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • イラストもかわいいし、妖精たちが出てきて楽しいのだが、数学の内容が途中からわからなくなってしまった。ワイル群のあたりからであろうか?それとも、摩周湖のあたりからであろうか?ネーミングも上手いだけに残念。

  • ・ファンタジー物語風の語り口で有限群を解説
    ・巡回群→巡回妖精といった、用語の言い換えがされていて、ちゃんとした用語の定義が出てこない
    ・その割には、書いてある内容は数学的な証明だったりするので、自分のような群論初心者には半分も理解できた気がしない
    ・ただ、対称群や巡回群、リー群、ワイル群、モンスター単純群など、様々な群の関連が書かれており、理解出来れば面白い内容でありそうな気はしている
    ・なので、ある程度群論についての知識を仕入れてからなら読み物として楽しめるのではないかと思う

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

筑波大学大学院数理物質科学研究科教授(数学専攻).理学博士

「2009年 『代数の魅力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮本雅彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×