- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535787209
作品紹介・あらすじ
数学のみならず、物理学や計算機科学等、周辺分野との共通言語として注目が集まる「圏論」。その基礎と応用事例を紹介する。
感想・レビュー・書評
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所在:展示架
請求記号:411.6/Ke51
資料ID:11501503
選書担当:ハー
様々な研究の共通言語として注目が集まっている数学!
モナドやHaskellなどではおなじみですが,圏論という言葉を初めて聞いたという人は多いと思います.集合論は概念の内部に立ち入って概念の定義や性質について記述しますが、圏論の場合は概念と概念の間の関係によって、それらの概念の定義や性質について記述します。
圏論の言葉を使うと、数学の諸概念の間に横たわる関係の見通しが良くなります。それだけでなく、物理学・生物学・計算機科学・プログラミングといった様々な研究の間の関係性について理解を深めることができます。しかもその関係性から逆にその研究の性質そのものについても理解が深まるかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
圏論の暗黙知を伝えるというコンセプトの下、物理やCSなど異分野を専門にしている人たちが、手段として使っている圏論を解説していく流れ。プログラムの意味論(第4章)や量子場理論(第9章)、有向ネットワーク(第15章)が興味を引いた。理解するとは"論文に使える"かどうか(p135)という基準は良いと思った。
頑張って定義や式を写経しつつ読み進め、結局「何が分かったのか分からん」状態だけど、あとがきで"やっぱりわからなかった"という、著者陣自らのダメ出しという名の言い訳があって(p269)本投げそうになった。 -
圏論の初心者向け。
読み物としての作りなので話がわかりやすい。 -
面白かった。ナイスパブリッシュ
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入門書とはいえ,圏論の応用に焦点が当てられており,いずれも発展的なレベル。この分野を軽く知るには良い本。
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図書館アルバイト学生さん推薦図書
【所在] 3階開架
【請求記号】 411.6||KE
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/book/179507 -
請求記号 411.6/Ke 51
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2015年9月11日到着。
圏論勉強する!
時間的余裕がないので、私設図書館へ移動させた。