酒のほそ道 11 (ニチブンコミックス)

  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537100976

感想・レビュー・書評

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  • 第十巻で桜木君が結婚したことが書かれていました。
    この巻でも彼は未だ主人公たちと外で飲んでいます。
    (私としては嬉しい)

    しかも、一軒呑んだあと、桜木君が
    「これからうウチにきませんか?
    女房につまみ作らせてウチで飲みましょう」
    という驚きの流れ!

    それで子どもの頃、しばしばそういう状況で、酔っ払った父が
    人を連れてきた時のことがフラッシュバック。
    「おかみ、酒!」という父に
    連れてこられた人は
    「もういいですよ、〇〇さん。帰りますから」
    と困った様子。
    本当にイヤでした。

    父亡き今、「お父さんは酒飲んで迷惑かけたことなどない」と言い張る母と、すっかり遺伝子受け継いだ私。
    人は変わる。

  • 「BARでの酒は多くて3杯をリミットとし」とは、たしか著名なブレンダーの方もそう語っていたと記憶している。多くの日本人にとって、悪酔いしない適量なのだろう。

    6巻に続き、中華の回転テーブルが登場。その起源は何だろう?みたいな話になているが、最近は目黒雅叙園発祥説も有望だ。

    「酒かすの味のものって、なんかお酒と合わないんですよ」と、はなまるマーケットでの岡江久美子さんらしきコメントが登場する。

    コロナの感染が拡大した当初、多くの人に衝撃を与えた岡江さんの死(連想ゲームの頃からのファンだ)を思い出して、ちょっとせつなくなった。

  • 粋な酒飲みになりたいと思うのは、年齢のせいなのだろうか。面白い。

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著者プロフィール

ラズウェル細木(ラズウェル・ほそき)
漫画家であり、大のジャズファン、レコードコレクター。
ペンネームの由来は、トロンボーン奏者ラズウェル・ラッドと、大学卒業後にアルバ
イトしていた出版社でお世話になった「細木さん」から。好物は日本酒とウナギの蒲
焼き。人類初のうなぎ漫画『う』(講談社)も話題に。2012年、『酒のほそ道』(日本
文芸社)などにより第16回手塚治虫文化賞短編賞受賞。『ラズウェル細木のブルー
ノート道案内』『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』(ともにDU
BOOKS)など多数。

「2013年 『ラズウェル細木のマンガはじめてのジャズ教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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