ギフト±(2) (ニチブンコミックス)

著者 : ナガテ・ユカ

• 日本文芸社 (2015年10月19日発売)

作品紹介・あらすじ

その女子高生は、解体の名人にして命の宅配人。

相棒のタカシと共に、臓器売買グループで暗躍する謎の少女・鈴原環。
臓器を提供するのは、更正を期待出来ない凶悪犯のみ。
その身体は、真に生きるべき人間へと還元される…！

盤石と思われたビジネスだが“競合他社”が参入により、
環の運命も大きく動き出す。
臓器売買、ＪＫビジネス、チャイニーズマフィア…。
あらゆるタブーを全て飲み込み、物語は一気に加速する！

１巻発売と同時に大反響を読んだ衝撃作。
更に深化した描写で迫る、待望の第２巻！！

感想・レビュー・書評

[charmie11さんの感想 · 2021年8月30日]

環の兄は凄腕ハッカーとしての側面もある．
若菜が殺された事件は探偵が警察を辞めるきっかけになった事件に似てる．
環は林先生が探し出してくれるのを待っている．
リュウは林先生を闇移植ビジネスの医者として迎えたいが，林先生は真正面から断る．
リュウのボスはリュウが若菜を殺した責任として，リュウの左目をえぐり取る．
林先生はかつて環に手術の指導をしたことがあるような描写．
英病院の放火事件が3年前．阿藤が警察を辞めた原因のプティシャトン事件(なんとかエンジェルと同じJSビジネス)が5年前．
林先生は自身が知る全ての記録を保存しているメモリを阿藤にわたす．
リュウの部下っぽいやつらが林先生の病院を囲んでいるが，なんとか逃げると思ったら，リュウに捕まった．
リュウは老大に林先生を捕まえられなかったとウソをついて監禁．
タカシが環にバイトをすすめてくるアイについて調べ，やばいやつだということが分かる．
阿藤は林先生を逃がすときに中国人と打ち合いになり，なぜか発砲事件の被疑者として指名手配状態．髪を剃って
リュウが老大を殺す．
アイが環を拉致．
リュウとタカシが対面で交渉．
タカシは大きな企業グループの会長の息子で，その資金力やコネをフルに使って臓器移植ネットワークを構築．
環はリュウの金玉を片方潰した後に，若菜を殺したのがリュウとアイだと気付く．

[JONEYさんの感想 · 2017年10月21日]

前に一巻を試し読みしたなと思い出して。

試し読みからだいぶ時間が開いたから、どんな話だったか…と思い出すところからだった…。

人を殺して臓器を抜いて…な話なので、多少のグロ描写があるので読む人を選ぶやも。

[ijklmnさんの感想 · 2016年12月1日]

だいぴんと思いきや早々に収束、安心して良いか

[あんコさんの感想 · 2016年5月14日]

安定のエログロ漫画(笑)
グロい表現が苦手な人とお子様は読んじゃダメ!!
裏社会の臓器売買を描いたハードな作品。
主人公・環とそのグループは臓器を奪う相手を
『この世界に必要のない者・生かしておく価値がない者』から限定し
鯨と称して全て無駄なく大切な資源として扱う。
そこへより良い臓器を求めて
中国マフィアが日本の臓器売買市場に本格的に乗り込んで来た。
中国の観光客の爆買い…それが臓器にも及んでいる、
より良い品質を求め日本へ……。
臓器まで爆買いするのか？と思うと怖い!!!Σ(ll||дﾟﾉ)ﾉ

[ノーネームさんの感想 · 2015年12月8日]

なぜこんなにも面白いのに世間はあまり注目しないのだろう...と思ってしまいます。主人公である環の喜怒哀楽といった感情が完全にぶっ壊れた危なっかしい感じが本当に素晴らしいと感じます。女性作家が描いたとは思えないような男臭いゴラク作品的世界観は素晴らしいなと感じるばかりで特にフェラチオさせている女の目玉を男根で貫くシーンなどは、DEATHNOTE等とは一線を画した漫画ゴラクの作品だという事を改めて再認識させられ良かったです。