ピンサロスナイパー(1) (ニチブンコミックス)

著者 : たべ・こーじ

• 日本文芸社 (2018年5月28日発売)

作品紹介・あらすじ

昼はＯＬ、夜はピンサロ嬢、そして第三の顔は……
美しき夜の狩人＜凄腕ピンサロスナイパー＞が都会の悪を狙撃する!!!
コードネーム＜階堂ユキ＞…その女は最高にミステリアス!!最強にデンジャラスッ!!街を泣かせる極悪非道な輩を今宵も華麗に撃ち抜く!!!
エロスあり！スリルあり!!大興奮のアクションあり!!!
圧倒的筆致で描破する本格派ハードボイルド女豹活劇!!!

感想・レビュー・書評

[猿山リムさんの感想 · 2019年4月21日]

　「ピンサロ」系作品を探していて（何故！）ヒットした一冊。
　昼はＯＬ、夜はピンサロ嬢なスナイパーが仕事人する話。
　一話完結で、日常から依頼を受けスナイプするまで一気に進む。
　依頼は彼女を特別なアプローチで指名してサービスを受けることで完了する。
　身内をレイプされた復讐の依頼で性的ご奉仕受けてたら意味ない気もしなくもないが野暮は言うまい。
　ページ数の関係で、真相解明までのプロセスは吹っ飛ばし仲間が犯人とスナイプするまでの段取りをくみ上げて、凄腕スナイパーでもある主人公が撃つだけの流れ。
　
　まぁ狙撃シーンを含む話の前後はオマケのようであり、ピンクサロンでの依頼受託のシーンがこの作品の肝であり、そこが新鮮なら、ほかは割と何でもいい気もする。