結ばる焼け跡 (2) (ニチブンコミックス)

著者 : 雨瀬シオリ

• 日本文芸社 (2020年7月29日発売)

作品紹介・あらすじ

昭和２０年、冬ーー。 終戦後、東京・上野のバラック街で 人々はただ必死に生きていた。 謎の復員兵・金井田は、 かつての同期・伊藤から ある計画の協力を求められる。 皆が何かを失ったあの年の暮れ、 男達の暗躍が再び事件を呼び…！？ 胸に迫る戦後再生物語、待望の第二巻！！

感想・レビュー・書評

[Naさんの感想 · 2024年4月22日]

4月何日読了か覚えてないので、22で統一！笑

戦争の何たるかを繊細に、大胆に。
人々は一体どのようにして命を繋いでいたのか。
圧倒的な世界観を持って伝わってくる作品。

兼吉とおじさんの何ともいえぬ、
暖かな家族の様なぬくもりが心地良い…!!!
だからこそ守るべきものの危うさが
より一層際立っていて、
彼等のこれからが優しくありますように
とページを捲る毎に思わずにはいられない…。

続巻あり??

[街烏さんの感想 · 2022年5月20日]

中野学校、スパイの話か…
常識外れな話となってきた
漫画だ…
少しだけ躊躇したが、また楽しそうな設定

[悟海さんの感想 · 2020年8月2日]

自分がこうありたいという理想がある人は強い。
夜に読んでしまったのは失敗だった。戦争（後）の話が重くないわけない。
救いなのは絶望や不安だけでなく活力のある話なこと。

著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL　OUT！！（11）』 で使われていた紹介文から引用しています。」