戦野の一服 (ニチブンコミックス)

著者 : 清澄炯一

制作 : 軍事法規研究会 

• 日本文芸社 (2022年5月18日発売)

作品紹介・あらすじ

日露戦争において熾烈を極めた旅順攻囲戦。
両国が覇権をかけて一進一退の攻防を繰り返す戦地で、
軍人たちは慰問品の煙草で一時の安らぎを得ていた。
自戒と覚悟が生死を分かつ状況下、軍人たちは何を想い、
如何に光明を見出すのかーー
戦地にて紡がれる珠玉のドラマ全8編を収録。

感想・レビュー・書評

[natsume15さんの感想 · 2022年6月6日]

日露戦争下、一服のタバコを通して見えるそれぞれの人生。

日露戦争を舞台にしているのがまず珍しいのでは。
一服一服に違うドラマがあり、主人公はそれぞれ違うけれど、連作としてまとまっているというか、しっくりくるというか。

日露戦争はあまり詳しくないが、各話ともよく調べられているのはわかる。
好きじゃないと描けないものだねぇ。

著者プロフィール

清澄 炯一：著

「2023年 『ヤミナベ～占領下日本敗残兵物語～　（　１）』 で使われていた紹介文から引用しています。」