- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537252156
感想・レビュー・書評
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2015.09.10-09.23
•どんなに偉くなっても物事をナメない。何事にも手を抜かない、人任せにしない。
•一日も休まず通う。そこに価値を見出せるかいなかで男気が決まる
•相手が感心して唸るほど心底喜ばすには、煩雑な下準備、事前調査が必ず必要。またそれを当たり前のようにそつなく行動に移せなければならない。
•怒ると何もかも失う。それをほとんどの人間は知らない。だから怖い。怒らないという信念は自分に勝つということだから。どんなことにも怒らない。人の話は全て聞く。どんなに人とも付き合う。しかし絶対に怒らない。
•角栄の行動にはエリート達の「出世」という価値基準が微塵もなかった。「出世」を妨げる「保身」も微塵も感じさせなかった。そこが逆に強みとなって大胆な発想を生み、豪快な行動に出て政治家の頂点に達した。
•「お世話になった」と本心から思わせるほど仕えれば立派な「貸し」である。徹底的に上司に仕えること。それが大出世の王道なのである。
•何をして欲しいか、何に困っているか、リーダーは本音を直に聞いて歩け
•選挙民の生の声に耳を傾け、何が問題なのか、何をして欲しいかを聞いたらそのままにしては意味がない。政治家は選挙民の抱えている問題を現実に解決してなんぼのもんだ。現場にいかないで口先だけの達者なやつとか価値が無いし嫌いなタイプ。
•やるって言うだけならサルでもできる実現するのが大事。その為に上司がいるし、その為に相談やエスカが必要。
•喧嘩をしてもいい。しかし自分が悪いと思ったらすぐに謝る。いったん喧嘩するところまでは普通の人間と変わらないがそのあとで自分が悪いところは素直に非を認めて謝る。
•「常にグレーを歩いている男」どうしてもなぜか数字を追求してアクション考えているとグレーになってしまう。でも何もやらないよりかはマシだと思う。(注:もちろん悪いことをやろうと思ってやってるわけではないけどなぜかグレーになっちゃう)ブラックになっちゃう事にビクビクして何もしないよりはいいと思ってるのでそれでもグレーでやり切る。そのグレーがブラックになって死んだら所詮その程度の運命だったってこと。気付いたらグレーだったとしてもそれが信念だったらやり抜くのが男の生き様。一度くらいはブラック経験しとかないと男じゃないでしょ。それで生き返ってこれるかこれないかは運命次第。
•絶対に人の悪口を言わない。1人の悪口を口にすると最低3人の敵をつくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
息子に必要な、父親の葬式心得十カ条 早坂の父がなくなった時
世間は父親の葬式のやり方で、息子の力量を測る。だから気を抜くな
葬儀委員長の人選は自分でせず、国許の誰もが納得する人にしてもらえ
母親と相談して何事も決めろ
焼香の順番には気を使え
出すものを出して、寺では盛大にやってもらえ。坊主には全員総出させろ
人間は寒い時、暑い時に死ぬもの。その葬式に出席したことがきっかけで、風をひいて死ぬ年寄りもいる。函館は寒いから、寺が火事になるくらい暖房しろ
しかしガス中毒になってもいけない。襖、窓ガラスを開けて換気は怠るな
葬式の後の飯は盛大にやれ
その場合の席順も、焼香と同じ。順番を間違えないように気をつけろ
花を盛大に準備しろ。女性は帰りに持って帰る
花の持ち帰り用に古新聞はいっぱい用意しておけ -
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