猥談ひとり旅

著者 :
  • 日本文芸社
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本棚登録 : 120
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537261967

作品紹介・あらすじ

発情はしないが興味深い!!勃ちも濡れもしないが、つい読んでしまう!!そんなエロコラムがここにある。「週刊漫画ゴラク」にて異彩を放つカレー沢薫の「使えなそうで、やぱり使えないエロ知識」がついに書籍化。
自分のエロを語るのは気が引けるが、お前のは教えろよなとかエログッズとかプレイとか極めてる方々の爪の垢は煎じて一献すべきだろうかとか気がつけばシモな思考に浸ってしまう全ての貴方に。耳年増っぷりを加速させる待望のコラム集!!

感想・レビュー・書評

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  • 人伝て(※主に担当①弱ペダBL好き34歳女子と担当②既婚風俗ヘビーユーザー)にきいた猥談を、漫画雑誌ゴラク誌面でおもしろおかしく書いた連載のまとめ。
    目次がまず強い。「28本の男根」「野エロのすすめ」「性癖ガチャ」「生米・ヘロイン・コンドーム」「セックス家具」等々。
    そして決してこれらがカレー沢先生の実体験や知識ではないところが素晴らしい。ほぼどこからか(※主に担当①②と玄人ゴラク読者)のリークによる。
    結局みんな他人のエロがいちばん面白いのだ。

  • ところどころに類まれなる名言があって
    心のメモに残したくなるのだが
    人には言いづらい(笑)

  • めちゃくちゃエロい体験談でも書いているのかと思ったら大体アダルトグッズや風俗の話ばかり
    話の素材もいいが著者の料理の仕方も素晴らしい

    エロは深いし異様なまでに多様性があることが分かった

  • 第二弾を先に読んでしまってたエロトークしかない本。しかしオランダにある博物館なかなかすげぇな、としか言えない。おそらく人生の中でそれ目当てに渡欧することはないと思うが。
    風俗にお薬にと話題に尽きないのだけど、ここまでくると人の性への探究が奥深すぎて言葉を失う。

  • 徹頭徹尾さまざまなエロの話。ネタも面白いのだがそれ以上に著者の文章が面白い。ワンフェスにオナホがあったという話から、「もしT☆KI☆(某J事務所自給自足アイドル)がオナホを作ろうとしたら、という発想とか、「キュアカスタードはそんなこと言わない」とか、ちょいちょい織り交ぜられるあるあるネタや発想にも笑いっぱなしだった。

  • 2018.12.11 読書メーターの週間ランキングより。

  • カレー沢薫御大が、得意のネットと妄想で調べたエロ知識をこれでもかと言わんばかりにひけらかす渾身の一冊。何と言っても連載元は、金と暴力と女(と若干のシャブ)で全ての作品が構成されている「週間漫画ゴラク」(個人の主観です)ということもあり、毎回の書き出しが担当が見聞きしたエロ話から始まるが、さすが日本文芸社、毎回の引き出しの幅が素晴らしい。帯に書かれている「皆好きだろ?穴と棒とタマの話がさ」という文言に嘘偽りはなく、全ての内容はその3つに収斂する。

    個人的なお気に入りの章は「挿れたくて挿れたくて震える」、声に出して読みたい日本語である。

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著者プロフィール

時は2009年。モーニング(講談社)主催の漫画新人賞「MANGAOPEN」に本名・無題で応募し落選した作品が、カレー沢薫『クレムリン』(ともに本人命名 講談社)に変容を遂げ、月刊モーニング・ツー(講談社)でほぼ即連載となり、漫画家デビューを果たす。ほどなくコラム『負ける技術』(講談社)も連載となり、コラムニストとしてもデビューを果たす。以来、雑誌やウェブに連載超多数、本数未詳の大車輪で体力を使い果たす。最長不倒連載作品は開始以来すでに10年を超えた東京都写真美術館広報誌別冊「ニァイズ」。なお、本作『ひとりでしにたい』はコミックDAYS(講談社)にて、隔週日曜正午の更新時刻に「いいね!」数が爆増しTwitterのタイムラインが歓喜で満ちる好評連載中。第24回(2020年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。なので図書館とか一家に一冊とかそんな感じで置いていいお墨付きもありますよ。安心してお読みください!

「2023年 『ひとりでしにたい(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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