- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784539725979
作品紹介・あらすじ
メンタル疾患者の雇用には難題が多く、トラブルの過程で、
当事者であるメンタル疾患者の5倍もの従業員が精神的ダメージを受けて
体調を崩したり退職したりしている。
しかし、2018年4月以降、障害者雇用率の引上げ等により、
メンタル疾患者と一緒に働かなければならない場面は飛躍的に増える。
そうした際に、トラブルを起こすことなくメンタル疾患者とうまく付き合うことができる
(まわりの人たちが自分で自分の身を守ることができる)よう、
メンタル疾患者に接する上で知っておきたい知識、トラブルを起こさない付き合い方、
トラブルが起こった際の対処法などについて、『障害者雇用問題のスペシャリスト』である著者が、
自身のノウハウに基づきわかりやすく解説している。
感想・レビュー・書評
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手帳を持つレベルの障害者を雇用する際のノウハウや接し方のコツが書かれた本。障害者雇用にかかわる人には勉強になると思う。自分としてはもう少し仕事の進め方のようなものが読みたかったので求めていた内容と少し違った。
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ケースごとに書かれており、具体的かつ分かりやすい。
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経験からの言葉をはっきりと書かれている印象でした。内容の趣旨とはずれており、正確には覚えていないかもしれませんが、「彼らはいかにストレスに弱いか、それは健常者には想像が難しいほどだ」「その日のニュース、天候、変化、そんなことも彼らには大きくストレスになり、欠勤の理由たりえる。それぐらいつらくなるのだ」という箇所が分かりやすかったです。
支援する側、される側、どちらの気持ちも分かるところがあり、勉強になりました。 -
なかなかに厳しい文章ですが、ごもっともの内容+即役立つ内容で、かなりの参考になりました。
当事者は、ズバズバ刺されながらも、まわりはこういう風になってるのねとよくわかります。