流域治水がひらく川と人との関係: 2020年球磨川水害の経験に学ぶ
- 農山漁村文化協会 (2021年11月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784540212161
作品紹介・あらすじ
2020年7月4日九州で球磨川水害が発生し、50名もの方が溺死した。この人たちはなぜ・どのようにして亡くなったのか。研究者と被災者たちによる共同調査から明らかにする。また2021年4月流域治水関連法が成立。国の治水方針の大転換であるが、本書は流域治水の歴史と意義、その可能性について詳述している。溺死者一人ひとりに目を向けた、それも被災当事者を交えた調査のとりまとめとしても、流域治水の総合的な解説書としてもはじめてのもの。2020年球磨川水害の経験に学び、気候危機の時代に求められる流域治水を展望する。
第1章 2020年7月4日球磨川水害 現地溺死者調査の方法と経過
第2章 何が生死を分けたか――現地溺死者調査の報告
第3章 球磨川水害と流域治水
第4章 「流域治水」の歴史的背景、滋賀県の経験と日本全体での実装化に向けて――住民と行政の「楽しい覚悟」の提案
第5章 流域治水に求められる専門家の視点
感想・レビュー・書評
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【電子ブックへのリンク先】
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00056874/
学外からのアクセス方法は
https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
を参照してください。 -
東2法経図・6F開架:517A/Ka13r//K
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