ものがたり降る夜

著者 :
  • 白水社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560035269

感想・レビュー・書評

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  • p105「本当の物語は、現実の理不尽を私達に教えるのです。物語とは、現実を都合よく解釈するものではありません。現実に傷ついた人が逃げ込む場所でもありません。ニセモノの物語は、現実に裏切られます。が、本物の物語は、現実を裏切るのです」

    あらすじは、性行為が嫌いだといいつつ売春買春しちゃった女性2人と心理カウンセラーが山奥のある心理カウンセラーを訪ねて、セックスについて考える話。そこで出会った猿と人のハーフたち。そしてある新興宗教の信者たち。

    内容が内容だけに感想も書きづらい(笑)

    なぜ赤ずきんが花畑を踏み潰していたのか。
    女神様の物語で終わったけど、結局何がどうなったのか。
    答えが出ない話ではあるのだけど、やっぱりもやもやが残って意味わからない終わり方だった。

    あとがき?のふたつの「幻想」についてはもっと突き詰めて読んでみたい。

  • これ、舞台でみたみたい。
    ぶらんぶらんダンサーズ見たいww

  • 鴻上演劇史上初のセックスをテーマにした作品。べたべただけどこのテーマに挑もうとする気持ちが伝わってよい。

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著者プロフィール

著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
1958年8月2日生まれ。愛媛県新居浜市出身。早稲田大学法学部卒業。劇作家・演出家・エッセイスト・小説家

「2023年 『ヘルメットをかぶった君に会いたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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