下下戦記

著者 :
  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560042588

作品紹介・あらすじ

水俣病の若い患者たちはひどく貧しく、一人ぼっちで、村人からは化物の子とさえ呼ばれてきた。彼らの望みは普通の人間のように働き、結婚することなのだが…。地獄のような苦しみと哀しみ、抱腹絶倒、悪戦苦闘の物語が若衆宿を舞台に展開すする。

感想・レビュー・書評

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  • 水俣病患者だって恋もすれば結婚もしたい。公害闘争を通じて育まれていく若い男女の恋。蔑まれる者たちの憤りと不条理に対する怒りを赤裸々に描いた感動の大宅賞受賞作。(川元祥一)

    ^^^
    頭をガツンを殴られたような衝撃。
    映画「MINAMATA」の公開に先立ち資料として単行本を読む。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1945年山形県生まれ。
早稲田大学中退。
著書『下下戦記』(大宅壮一ノンフィクション賞受賞、文春文庫)『王道楽土の戦争』
(戦前・戦中篇、戦後60年篇、NHKブックス)『新宗教の精神構造』(角川書店)
『宮澤賢治殺人事件』(文春文庫)『増補新版 ひめゆり忠臣蔵』(太田出版)
『そして、憲法九条は』(姜尚中との共著、晶文社)

「2008年 『資本主義はどこまで暴走するのか 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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