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- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560046333
感想・レビュー・書評
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特に一と二の対比が面白いです。一は数字であって数字でない。「一つ・・・しよう」「一度おいで下さい」は掛け声だけの意味。文字通り一度ではない。そして二の持つ負の意味。二番煎じ、二枚舌・・・。三(参)や七が実は不吉な数字であったり、四(肆)が必ずしも悪い数字ではない一方で、死と同じ音であるだけでなく、そもそもなぜ不吉とされるかなど、常識を破る話もあったりして、一~十の各数字の哲学的意味を考えさせてくれる本です。
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1:2:3:疲労困憊の末、丸善オアゾ本店にてようやく入手。4:認知科学と言語教育にて話題に上り、興味が出て購入。「七転八倒」「八百万神」など、日本語における数字について深く考える。考えてみれば不思議、なぜ「いちふじにたかさんなすび」、なのか。著者の主張が正しいのかどうかは分からないが、1から10まで章に分かれ、具体的な例もたくさん載っているためことばの勉強にもなる、面白い視点の書。5:J・ミラー「マジカルナンバー7±2」に関連して。
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