- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560082799
感想・レビュー・書評
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毎年ボローニャで行われる絵本の見本市。世界中から児童書の出版社や作家など絵本に関わる人々が集まり、商談と交流の場になっています。開催期間中は市内でも絵本に関わるさまざまなイベントが行われ、現在もその規模は拡大中です。良いブックフェアになるよう取り組みを続け、絵本への熱心な思いを持つボローニャの町を訪れてみたくなります。
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出版社パイ インターナショナルの社長のお話より。 -
毎年、楽しみにしているボローニャ国際絵本原画展は、ボローニャで行われる児童書の見本市(ブックフェア)に応募し、選ばれたイラストレーターたちの展示。
そのブックフェアがどのようにして生まれ、発展しているのか。支えてきたのは、どんな人たちのどんな想いなのか。さまざまな角度からこのブックフェアの歴史をひもといている。
文学の中でも、児童文学はずっとマイナーなジャンルだった。そういう状況の中で特化したブックフェアを立ち上げ、絵本作家という新しい夢を生み出したことがいちばんの成果だ、というくだりにいたる辺りは感動的ですらある。
かたい本かと思ったけれど、読みやすくとても興味深く読めた。 -
絵本の翻訳家、に昔から憧れていて、いつかは・・・と思っている私にとって、ボローニャ・ブックフェアはいつからか憧れの地。どんな成り立ちでそこが始まって、どんな人たちがそこを作り上げているのかが分かって、興味深かった。フェアのときじゃなくてもいいから、行ってみたいなー。