ニューエクスプレス バスク語《CD付》

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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560087329

作品紹介・あらすじ

系統関係が謎の、魅惑の言語
 スペインとフランスにまたがる、美食でも名高いバスク地方。そこで80万人が話すバスク語は、他のどんな言語とも似ていない系統不明の言語で、能格という格があったり、助動詞の活用に主語だけでなく目的語も関わったり、慣れるまで時間がかかるかもしれません。でも文字はだいたいローマ字読み、文法も例外は少なく、勉強が進むほどにどんどん楽になってきます。「悪魔も習得を諦めた言語」なんて言われますが、私たち人間は諦めることはありませんよ。

著者プロフィール

早稲田大学非常勤講師。東京大学大学院人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。博士論文題目『バスク語アスペイティア方言の主要な動詞述語に関する記述的研究』(東京大学、2001年)。専攻:言語学、バスク語。著書・論文に『ニューエクスプレスプラスバスク語』(白水社、2019年)、『バスク語のしくみ〈新版〉』(白水社、2021年)、「スペイン領バスク自治州の4自治体における高校生のバスク語の使用状況――社会的側面と文法的側面から」(2019年、CSELシリーズ21、神戸市看護大学)、「バスク語アスペイティア(Azpeitia)方言の助動詞と動詞語彙に関する世代間の相違」(2023年、CSELシリーズ24、神戸市看護大学)などが、訳書にB. エチェパレ『バスク初文集――バスク語最古の書物』(共訳、平凡社、2014年)などがある。

「2023年 『現代バスクを知るための60章【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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