イタリアワインがわかる

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560092279

作品紹介・あらすじ

北はピエモンテから南はシチリアまで、クレイマーが選びぬいた銘醸の地と優れた生産者を紹介。個性と本質を見つめた「本当にわかる」一冊。

感想・レビュー・書評

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  • イタリアワインに対する深い考察と愛情が感じられる良書。

  • イタリアワインを系統立てて覚えることは非常に困難である。フランスワインのそれからするとあまりに混沌としているように見え、とっかかりを掴むことすら難しい。だが、本書はそんなイタリアワインを無理して系統立てるのではなく、その地域の特色や、品種、歴史の視点から解説・紹介しているため、それぞれを正確に点として理解することが可能となる。例えば同じランゲでもバローロとバルバレスコ及びその他ランゲ地区の細かな特色を教えてくれ、また品種で言えば、古くから土着の品種として知られるグレコ・ディ・トゥーフォや、或いはブルネッロの生い立ちを教えてくれる。イタリアワインが好きだという方は、イタリアワインのどの産地のどの品種で、どのような特色が好きなのか、それをまず知る必要があり、本書はそのための手助けとなるであろう。だがイタリアはこれが全てではない。深淵なるVino d'Italiaの世界はここから始まる。

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著者プロフィール

1976年以来、料理およびワインライターとして活躍。『ザ・ワイン・スペクテイター』『ディヴァージョン』に連載記事をもち、『オレゴニアン』紙、『ロサンジェルス・タイムズ』紙でも長年ワイン記事を担当。世界中のワイン狂の支持を集めている。著書に『ワインがわかる』『ブルゴーニュワインがわかる』『イタリアワインがわかる』など。

「2014年 『マット・クレイマー、ワインを語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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