幸福なモスクワ (ロシア語文学のミノタウロスたち)

  • 白水社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560093443

作品紹介・あらすじ

特異な世界観と言語観で生成するソ連社会を描いたプラトーノフ——共産主義を象るモスクワ・チェスノワと彼女をめぐる「幸福」の物語

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • プラトーノフが書いた「もうひとつの革命」 文學界10月号 | インタビュー・対談 - 本の話(2022.09.27)
    https://books.bunshun.jp/articles/-/7430

    プラトーノフ『幸せなモスクワ』における身体の部位の用例について | CiNii Research
    https://cir.nii.ac.jp/crid/1520290885098687872

    幸福なモスクワ - 白水社
    https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b625003.html

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

アンドレイ・プラトーノフ(Платонов, Андрей Платонович)
1899年、ロシア南西部ヴォロネジに生まれる(出生時の姓はクリメントフ)。中等教育修了後、鉄道工場などで働いたのち、鉄道技術専門学校で電気工学を学ぶ。ロシア革命後の内戦では赤軍側で参戦した。1920年代前半には、ヴォロネジ県の土地改良・灌漑事業などにおいて指導的な役割を果たす。作家としては、10代から地元の新聞・雑誌上に評論や詩を発表して頭角を現し、1922年に詩集『空色の深淵』を出版してデビュー。1926年にモスクワに移住し、以降は職業作家として活動。短・中篇や戯曲を中心に執筆するも、短篇「疑惑を抱いたマカール」(1929)や「帰還」(1946)、ルポ「ためになる」(1931)などが権力者や批評家からの苛烈な批判の対象となり、出版がままならない状態が生涯つづいた。後半生には創作童話や民話の再話、従軍記者として第二次世界大戦の前線に取材した短篇、文芸批評などにも取り組むが、不遇のまま、1951年に結核によりモスクワで死去。死後、娘マリーヤらの尽力により遺された作品が続々出版され、20世紀文学の主要作家としての地位が確立されつつある。

「2022年 『チェヴェングール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アンドレイ・プラトーノフの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×