- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562033584
感想・レビュー・書評
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御手洗シリーズをすべて読破した人でないと「ああ、これはこの話か…」とわからないかも…
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御手洗のパロディ小説や考察や書き下ろし小説を収めた本。
論文みたいなのはさっぱりわけがわからなかったけど、ラストの書き下ろしで幼少の御手洗と父直俊とのエピソードが書かれていて、そこだけでも読んでよかったと思う。御手洗の言う飲んだくれのダメ親父というのと「天使の名前」での直俊のイメージが全然合わなくて謎だったんだけど、ちゃんと直俊は潔のことを愛していてくれたんだとわかってよかった。
「御手洗シリーズ舞台紀行」はこれだけで1冊の本がほしいくらい。
あとは「躊躇するE」の、真冬のアラスカでブリーフ1枚で踊り出す御手洗の狂人っぷりが素晴らしく、やはり御手洗はこうでなくてはなと思いました。 -
書き下ろしの「御手洗潔、その時代と幻」が好きです。
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島田先生が生んだ世紀の名探偵、御手洗潔に関する素晴らしい本です。
学術的文章が沢山あります。
特に占星術のことについて書かれているページはおもしろかったです。 -
ワタシには内容が難解で、よく分からない話が多かった。
ただ、時折ある小説が異常に萌える。 -
島田荘司氏が生んだ、世紀の名探偵「御手洗潔」に肉薄する、よき本。
ただ、前提として「御手洗シリーズ」をよんでないと、
「?なんのこっちゃ?」ということになるとおもいますので
この本は、御手洗ファンには垂涎の一冊としておきましょう♪