- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562043095
感想・レビュー・書評
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀半ばの英国。アナベルは22歳。貴族の娘とはいえ、家はひどく窮乏していた。社交界にデビューはしていたものの、誰からも求愛されない。アナベルは、上流社会で生きてゆくため、なんとかして貴族の青年と結婚したいと思っていた。愛のない結婚でもかまわない、と。2年後の初夏。アナベルは、社交パーティーの「壁の花」3人と知り合う。3人は、アナベルが「意中の人」と結ばれる手助けをすることに。しかし、そのパーティーには、貴族ではない青年実業家、サイモンも招かれていた。2年前にアナベルの唇を奪ったサイモン。「貴族ではない」という理由で、アナベルが見下していた青年…アナベルの「夫探し作戦」の行方は?「壁の花シリーズ」四部作の第一弾、待望の刊行!夏、秋、冬、春と、ときめく恋がめぐります。
図書館で目に付いた本から借りてきて読んでいるため順番がばらばら。4部作の第1作を最後に読むことになりました。
貴族社会と商人でお金を持っている平民とで上流社会が出来上がるようになっている時代背景をうまく利用して書いていると思いました。
結局女は結婚相手の経済力でしか解決できないこともあるのだなと。
怪我と事故。
これもある意味定番のパターンでした。
蛇にはかまれたくないなぁ。
Secrets of a summer night by Lisa Kleypas -
〈壁の花シリーズ 1〉キレイな壁の花だったヒロインは貧乏貴族令嬢 ヒーローは平民だが莫大な資産を持つ大富豪。このロマンスはヒーローの想いのほうが深そうだったなぁ。最先端の事業に投資をする彼は先見の目がある男性だ。金なし威張りんぼう貴族の男より金持ち平民富豪のほうが好みだ。
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「壁の花シリーズ」第1弾で、ヒロインは美貌の持ち主だが父が亡くなり貧乏になった貴族の娘、ヒーローは平民出身だが成功した富豪の実業家です。ヒロインは貴族とどうあっても結婚したいと思っているが、持参金がないために社交シーズではいつも壁の花。どうあっても貴族と結婚したいと願っているが、今年が最後のチャンス。同じ「壁の花」の友人達の協力を得て、裕福な貴族の若者に結婚に持ち込もうと画策しています。ヒーローは、ヒロインにずっと以前から思いを寄せているが、貴族の身分を持たないためヒロインの幸せを願っている。でも、今年ヒロインが結婚相手を見つけられなかったら、愛人の申し込みをしようかと思っている。
ヒロインが名家としてのプライドが高すぎる所が×です。どんなに貧乏でも平民とは結婚したくないとは、ちょっと贅沢なんじゃないかしら。生活にも困窮しているのに、家庭教師にもなりたくないし、母が父の友人から体を担保にお金を工面していることを知っていているのに。性描写の表現が生々しくて×ですね。時代設定を歴史ものにしたが、内容が現代ものという印象です。アメリカ人の書く英国歴史もので、シルビア・アンドリューのヒストリカルとは違いますね。他の「壁の花」の友人3人と今回のひーローの友人のウエストクリフ伯爵のお話しも気になるので続きを読みます。 -
「壁の花」シリーズ第1弾!
初めて読む作家でしたが、はじめから引き込まれました♪
四人の女性それぞれの個性、続くシリーズの予感もあり、
次の作品も早く読みたい!! -
19世紀半ばの英国を舞台にした、ヒストリカル・ロマンス「壁の花」4部作のはじまり。
壁の花―社交パーティーに出ていても誰からもダンスに誘われないレディ―そのひとり、アナベルは美貌を持つ名家の出ながらも、父の死後困窮し持参金も見込めない事から求愛されず社交シーズンを過ごしていた。
ある夜、同じく壁の花でありながら殆ど話もしたことのなかった3人―裕福な家の娘ながら内気さと吃音のため極力人から遠ざかろうとするエヴィー、アメリカからやって来た為に英国社交界のしきたりを知らないリリアン、デイジー姉妹、とふとしたひと言から意気投合!
上流社会で生きる為、爵位を家系に!という親の望みを叶える為、それぞれの思いは違えど目的は同じ“貴族との結婚”―その為に助け合うことに。
ひとり目は年齢的にもこのシーズンが最後のチャンスのアナベル。
数週間に渡る公爵家の狩猟パーティーでとある紳士をターゲットにするも…そのパーティーには2年前に出会った青年実業家サイモンも招かれていた!
ぶっちゃけロマンスものはヒロインとヒーローが分かれば、その2人が何かしらの波乱後くっつくのがお約束、な訳で。
このシリーズでは時代背景や風習の描写が分かりやすくて面白いです☆
他作品でも出ていた“ダンスカード”の詳細が♪
予約者の名前を記入する二つ折りの紙、位にしか想像出来てなかったのですが…優美な小物なのね☆
チェスの使い方も有りがちだけどお気に
サイモンの再会直後の態度にはでしたが★
あの卑劣漢はもっと酷い目に逢っても!
なにより、母は強し!
20070901 -
Secret of a Summer Night by Lisa Kleypas:
アナベル・ペイトン
サイモン・ハント
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「壁の花」シリーズ第1作。こまかいエピソードの積み重ねでヒーローとヒロインの心が通い合っていく過程がよくわかり、無理なく楽しむことが出来ました。美しいドレスだったり、風景だったり、当時の流行だったりが楽しめる点もとても楽しいです。
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「壁の花」シリーズ第1話。
シリーズ4作品の中で、コレが切なくて一番好き! -
「壁の花」シリーズ1作目