- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562045587
感想・レビュー・書評
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中国の古典である、武経七書などと比べると汎用的な要素が無く見るべきものがない。
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何言ってるかさっぱりわからなかった。
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君主論,戦略論(ローマ史論)と並ぶマキアヴェッリ三部作の一作ですが,これまでに翻訳がないと言うことで読む機会がありませんでした。昨年に翻訳が刊行されたと言うことで,今回手に取って読んでみた本です。
ルネサンス後期におけるフィレンツェにおいて,市民軍創立に奔走したマキアヴェッリの軍隊に関する戦略思想をテーマにした本と言うことで,あまり私には馴染みの無い,軍隊の構成のあり方や,行軍のあり方,宿営の進め方などに関する記載が続き,読んでいて,あまりピンと来ない所もあったのですが,所々にマキアヴェッリらしい思想も垣間見ることができました。
ただ,どちらかと言うと現代につながるような考え方と言う点では,君主論,戦略論の方が人には勧められるかなと思います。
今回,マキアヴェッリの三部作をすべて読むことによって,彼の思想に関する理解が深まったという印象を持っています。 -
本書を読むと、ルネサンス期イタリアの軍が抱えていた問題が分かります。また後のクラウゼヴィッツの思想に通じる記述もあり、マキアヴェリの慧眼につくづく感心させられます。
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都市をいかにして守るか。古典ではあるが、対話形式なので読みやすい。