FBI秘録

  • 原書房
3.22
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本棚登録 : 64
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562047833

作品紹介・あらすじ

フーヴァーの性癖、モンローの密会、ディープ・スロートの正体、ヒラリーの罵倒、ビンラディンの最期…。一部の例外を除き、情報源はすべて実名登場。テロを未然に防止し、大量破壊兵器から国民を守るアメリカ連邦捜査局の姿が明らかに。

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  • プロローグ
    第1章 戦術作戦部隊
    第2章 沈黙の掟
    第3章 赤いドレス
    第4章 極秘ファイル
    第5章 ウォーターゲートビル侵入事件
    第6章 ディープ・スロート
    第7章 プロファイリング
    第8章 3P
    第9章 CIAのモグラ
    第10章 もっとローストビーフを1
    第11章 ウェイコ事件
    第12章 奥さまは共同長官
    第13章 ヴィンス・フォスター自殺の裏側
    第14章 下っ端捜査官
    第15章 ハンセン逮捕
    第16章 『アメリカを売った男』
    第17章 出所不明の大金
    第18章 「はい、こちら殺人課のミュラー」
    第19章 情報部の理念
    第20章 ザ・センター
    第21章 追跡
    第22章 武装した危険な敵
    第23章 聖戦を説く
    第24章 ポンジー詐欺の年
    第25章 仕掛け網
    第26章 ヨット・パーティー
    第27章 クリスマスの日
    第28章 スーツケース核爆弾
    第29章 鑑識班(CIS)
    第30章 スパイ交換
    第31章 ジェロニモ
    第32章 最大の脅威
    訳者あとがき

  • 2012年刊。著者はニューヨークタイムズ記者。

     CIA本の読了に引き続きFBI本に手を伸ばす。

     本書は、FBIのドン、フーヴァ退任後、つまりFBIの現代化の模様が具体的事件に即し語られる。国内治安が主目的である以上、一般事件関連の叙述(マフィアとの関わりも含む)はふんだんにある。
     が、面白いのはやはり公安関係・海外スパイ摘発の件だろう。
     ただし、取材元はFBIの職員・元職など関係者ということでFBI礼賛(かつ権限抑制方針の長官らには辛辣な職員)部分には注意必要。また真に不味い部分は全面開示ではない可能性もある。

     とはいえ、FBIの失策部分(誤認逮捕や盗聴などの違法捜査の面)も開陳されており、全く眉唾というわけではない。そして、ここでも出てくるのが、CIAの無能ぶりである。もちろん敵対官庁であるFBI本なので、多少割り引くべきと思いながらではあるが、乱交パーティを外国スパイに企画・実行され、諾々とCIA職員が参加し、結果、弱みを握られダブル・スパイ化する等、ハニートラップの実例が幾つか叙述される。

     なお、9.11以降の俗にいうテロ防止法のため、FBIの秘密警察化の進展は他山の石という意味も含め、注視する必要あり。この点は米発ドキュメンタリーで再三注意喚起されているが…。

  • 国際諜報戦の現場のもつ緊迫感、意外な人間臭さが伝わってくるドキュメンタリー。

  • 実際に行われた作戦や事件を取り扱い、FBIの実像に迫ったものだった。
    面白い!

  • 興味深い内容で面白いのだが、翻訳が直訳的で読みづらいのがちょっと・・・。

  • 読まなくても良さそう。

  • FBIの実態が良く分かる。
    侵入の手口は面白すぎ!

    2012/04/22図書館から借用;4/28から読み始め;5月2日読了

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