詳解北朝鮮の実態: 金正恩体制下の軍事戦略と国家のゆくえ

著者 :
  • 原書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562048427

作品紹介・あらすじ

金正日の死去を経て、北朝鮮は新たな段階に突入した。権力の内部構造はどのようになるのか。軍事戦略で何が行われているのか。政変の起こる可能性はあるのか。どのようなシナリオで起こるのか。如何なる国家に変貌するのか。軍事行動分析で国家の謎のベールを剥ぐ。

感想・レビュー・書評

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  • 金正恩体制に移行した北朝鮮の現状について、詳細に解説している本。
    基本的に北朝鮮の国家体制、政権内部の人事と朝鮮人民軍についての解説が主だが、それに加えて、北朝鮮経済の現状、社会不満、関係国との関係についても解説されている。
    出版された時期の関係上、既に失脚した李英浩次帥動向についての解説が多くなっているなど、一部情報が古くなってしまっているが、北朝鮮の現状について、俯瞰的な視野が得られる良書であり、北朝鮮の現状について知りたい人には非常にお勧めできる。

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著者プロフィール

軍事・情報戦略研究所所長、軍事アナリスト
1952年生まれ。法政大学卒業後、陸上自衛隊にて第1空挺団(落下傘部隊)、防衛省・統合幕僚部・自衛隊情報本部などで情報分析官を務めた後、防衛研究所研究員、幹部学校戦略教官として勤務した。主に情報戦にまつわる研究に従事し、各国の戦力分析では第一人者。定年後、三菱総合研究所専門研究員、日本安全保障危機管理学会理事、日本戦略研究フォーラム政策提言委員などを歴任。2012年より「軍事・情報戦略研究所」を主宰。
『詳細 北朝鮮の実態』(原書房)、『自衛隊は尖閣紛争をどう戦うか』(共著・祥伝社)などの執筆活動のほか、テレビ出演を多数こなし、近隣諸国の武力行為への警鐘を鳴らしつづけている。

「2022年 『図解でよくわかる! 北朝鮮軍事力のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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